2016.12.09 謝れない人
世に完璧な人間などそうそういるもんじゃない。誰だって失敗もするし、間違えることもある。故意に起こした失敗やミスでないのなら、わたしてきには寛容でありたいと思っている。誰だって好き好んで失敗するわけじゃないし、何よりじぶんだって失敗する人間だからね。
でも、間違えたこと、失敗したこと、ミスをしたことに対して、人はいつも寛容でいてくれるわけではない。とくに、明らかにわかっていて誤った判断をした場合や、それまでの決まりごとに反した場合については、そしりを受けてもやむを得ないと思っている。
人としての器の大きさが問われるのは、そんな時だ。誰しもじぶんがかわいいから、なんとか正当化しようとするし、言い訳を並べ立てようとするもの。でも、まずは謝るべきだろうと思う。交通事故とかでは、先に謝ってしまってはいけないなんていうけれど、やっぱり、間違えた、失敗した、ミスをしたのなら、まずは謝らなくちゃ・・・とわたしは思う。
わたしは間違っていないって虚勢を張ることの浅ましさにくらべれば、「ごめんなさい!」のあとに、でも・・・と述べる状況説明は、見苦しい言い訳には聞こえないんじゃないかな。
クビを言い渡されてもしかたのないようなミスもした。でも、なんとか今も勤めていられるのは、寛大な上司に恵まれたということもあるけれど、即、謝り、一も二もなく収拾のために全力を費やしたからじゃないかな。言い訳をしている暇がなかったともいえるけど。
素直に謝れる。そして、キチンとその誤り、間違いに向き合えて、どうしてそうなったかを冷静に考えられる。人からの指摘を「耳が痛い」といいつつも、正面から受け止められるそんな人間でありたいよね。
あ、今、わたし自身がなにか謝らなきゃいけないことを抱えているわけじゃないので、誤解なきよう。ちょっと、そんなことを考えさせてくれる人、できごとがあったのでね。
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