2016.12.19 焼き鳥論争
少し前にFacebookなどのSNSで拡散していた「焼き鳥は串から外さないで」という鳥料理屋の訴えの話題が、朝日新聞デジタルに大きく採り上げられ、あらためて議論が盛り上がっているようだ。
ことの発端は、東京・田町にある鳥料理店「鳥一代」本店が店の前に置いた看板。そこには、「焼き鳥を串から外してシェアをして召し上がっているお客様が多く見受けられます。凄(すご)く…悲しい」「僕ら、一生懸命一本一本刺しているんです!!これでは切った肉をフライパンで焼いても同じ」……。そしてメッセージの最後には、「串から外さず ガブリついて食べて下さい」と書かれていた。
看板を出したお店の主人曰く、一口目の串先に大きめの肉を刺し、塩の量も変えている。串からネタを外すと、穴があいて冷めるのが早くなってしまう。だから、「どう食べるかは、お客様の自由」としたうえで、「串に刺さったまま食べたほうが絶対においしいですよ」という。
その看板の写真がSNSで拡散していって、ひとしきり議論がわいたのだが、個人的には、「店員の努力を食いにいってるんじゃない」とか「そんなの客の自由だろ」というような声が意外に多かったのが残念だったなぁ。これにかぎらず、個人の権利とか、自由とかを声高に主張する向きが強いのは、どうも悲しい気持ちになるね。
で、わたしはどうするかって? もちろん串から外さず、かぶりついていますよ。あぁ、おいしい焼き鳥が食べたくなってきちゃったなぁ。
« 2016.12.18 本気にさせた | トップページ | 2016.12.20 タイムシフト »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
コメント