きのう予告したとおり、行ってきました、整形外科。そして、痛み止めなどのクスリを服用するのを一気にやめました。もしかしたら、痛みがぶり返すかも・・・と思わないでもないのだけど、この際「何もしてくれなかった」医師との決別も兼ねて、きっぱりとケリをつけてきました。
この整形外科に受診したのが11月7日。その2週間くらい前から突然はじまった肩甲骨から首の後にかけての激痛と腕のしびれに、それまで脚の故障でかかっていた近所のクリニックで診てもらった診断は「頚椎症」。レントゲンでみるかぎり、とくに問題はあると思えないけれどと言いつつ、まるでなにか病名をつけなくちゃいけないからとってつけましたというような診察だった。
それから1週間、言われるままに電気治療に通ったのだが、一向に改善せず、もしかしてレントゲンではわからないものなのかもしれないということで、MRIのある整形外科で、うちから近く、設備もあたらしいということでかかったのがはじまり。それが、先にも書いたとおり11月7日のことだった。
近くのクリニックでは「頚椎症」という診断だったと伝え、症状を訴えたのだが、わたしの説明を軽く聴いただけで、治療については、街のクリニックと同じく痛み止め、神経の興奮を鎮めるものと、胃薬、そして貼り薬ですねと即答。こちらからお願いするまでMRIを撮るとは言わなかった。こちらとしては不安なので是非にと! 頼み込むかたちで撮ってもらった。
翌日、結果を聴きにいくと、頚椎の間隔もつまっているところはなく、ヘルニアもないので、とくに問題はないという。まぁ、きのう処方したクスリで様子見ですねと突き放されたかたち。手術が専門の外科医ということなので、とくにメスを入れる必要のないわたしのような患者はまどろっこしいってところだったのかな。
最悪の事態は回避できたので、安心はできたのだけど、じゃあこの痛みは何?という感じ。夜中、寝返りと同時に激痛が走って眠れなくなることが続くし、日中も二の腕や肘がしびれているし、クルマのハンドルを握るのはほんとにきつかった。そんな状態が一向に改善されないまま次の診察日の11月22日がきた。
あいかわらずということを伝えると、痛いと言っているわたしのからだには触れることなく、ディスプレイのMRI検査の画像をみながら、「う~ん、とくに問題ないんだけどなぁ」と言うばかり。もうしばらくこのままクスリで様子を見ましょうということでおしまい。
一向におさまらない激痛に、ネットであれこれ調べてよさげな接骨院に駆け込んだのが12月2日。施術台にうつ伏せになることすらできず、それでも有無を言わさずぐいぐい押されて、うちに帰ってきてもしばらく使いものにならないくらいズタズタだった初日。それでも、藁をもつかむ思いで週5日くらい通いつめた12月。年末にはなんとかうつ伏せも平気になっていた。ただ、以前にも書いたけれど、1回2000円の「背骨の矯正」をやたら薦めるのにうんざり・・・ということで、1月1日から走りを再開したのと入れ替わりに、接骨院通いは取りやめてしまった。
整形外科の次の診察は12月6日。接骨院の背骨のゆがみが原因とか血行不良じゃないかという見立ては、医師には伝えなかった。この時点では、夜中の激痛はおさまった程度で、まだまだ良くなったとは言いがたい状態。それを伝えると、触診など一切行わないで、じゃあ、ステロイドも処方しましょうかという。手術が必要ない患者はほんとにめんどくさいって感じがありあり。
つぎの診察日が年末12月27日。この時点では、クスリが効いてきたのか、接骨院がよかったのか、もっともしんどかった時を10とすれば5~6って感じになっていた。でも、肩甲骨の横を押さえると痛みはしっかりある。それを伝えると、そこを触診するでもなく、この日も「このままもう少し様子をみましょう」ということで、診察室にいた時間は1~2分。
そして、その後の様子見の結果がきょうの診察だ。1月1日から再開した走りは、故障前の6~70%くらいに戻せたかな。でも、ふだんの10.6kmの走りでも、後半になると、肩甲骨あたりの鈍い痛み(というより違和感って感じ)はでてくるし、日中も肘や腕のしびれがでたりする。夜はぐっすり眠れるようになったので、もっともしんどかった時を10としたときの値は2~3というところかな。
と、ここまでくれば、もうクスリには頼らず、自己治癒力に委ねたいところ。だって、痛み止め、神経を鎮めるクスリ、ステロイド剤を服用して、それで胃を荒らさないように胃腸薬をあわせて飲むって、なんかおかしいからね。きょうの診察、あいかわらずひとの顔をちゃんと見ようともせず、言ったことばは「じゃあ、ステロイド剤をやめますか」というひとこと。「いや、どうなるかわかりませんが、この際、すっぱりクスリを飲むのはやめます」というと、ちょっと驚いたように、はじめてわたしの顔を見た。で、すかさず「でも貼り薬(ロキソニンテープ)だけは処方してもらえますか」とちゃっかりお願いしたわたしだ。これは、この先、脚のトラブルや、腰痛などにも使えるのでね。
あぁ、せいせいしたというところだが、夜に入って、きのうよりもちょっと違和感が強い。一気にやめたのはまずかったかな・・・という思いが、より違和感を助長しているような気もする。まぁ、自己治癒力を信じるしかないな。
けさも朝ラン10.6km。きのうのような背中を追うターゲットもなかったし、あまり強く追い込まないでおいた。そうそう体重が一向に落ちないのはステロイド剤の影響があるかもね。
<10.6km 5:32/km 55.5kg 12.0%>