2017.06.15 憤る
きのうは最終ひかりでの出張からの帰宅ということで、睡眠時間4時間30分でいつもの6時30分の起床時間を迎えた。ということで、きょうの朝ランは「眠気覚まし」の10.6kmというところ。幸いにして、けさもカラッとさわやかな晴天だったので、スッキリシャッキリとからだを目覚めさせることができたかな。ホントに「梅雨」はどこに行っちゃったんだろうね。
そんなさわやかな朝なのに、ニュースを見ると「憤り」を感じてしまう。けさ「改正組織犯罪処罰法」が、参議院本会議で可決されて、成立した。テロリストでも何でもない一般人が処罰の対象となりうる「テロ等準備罪」について、不安を払拭させるだけの説明のないままの可決成立にはもちろん「憤り」だらけなんだけど、わたしの怒りの矛先は、この状況を許すことになった、先の選挙結果のほうなんだな。
EUからの離脱を決めた国民投票とか、トランプ大統領を誕生させた大統領選について、イギリス国民やアメリカ国民が今になって悔いているということを、とても正直であり、素晴らしいことだとわたしは思う。今とは違う何かがありそうと、吹きはじめた「新しい風」にみんなが乗ってしまったことを反省するのは、行動を起こしたことに対するものだから、それはあっても良いことだと思う。
委員会での採決を行わず、中間報告をもって本会議の採決を行うという「姑息」かつ「狡猾」な手法と、説明責任を果たしていないことに憤っているのはもちろんだけど、今の国会の勢力図からしたら、委員会採決をしたって「賛成多数」なわけだし、要は、政府与党が提出した法案は、どんなことがあっても可決成立するわけだから、牛歩戦術だの、内閣不信任決議案なんて、なんの効力ももたないってこと。
わたしの最大の憤りは、それを許す状況をつくった有権者の半数の人間に対して向かっている。どうせ、わたしの1票じゃ何も変わりはしないと、投票権を放棄した人たちのことだ。このままじゃ、こどもや孫が戦場に送られることになるかもしれないし、次の週末のランニングイベントの相談をしていただけなのに、「テロ等準備罪」で罰せられることになるかもしれない・・・。そんなことは選挙の投票日には考えていなかったから・・・で済まされることじゃないんだよなぁ。
最終的にはなすべき手段を持っていないとはいえ、野党の不甲斐なさも目に余る。追及の手は緩めないでほしいが、国会の場で、「加計学園グループ」だの、ひとつ前の「森友学園」ばかりをあげつらうというのも情けないし、憤りを感じてしまう。
選挙で落ちたらただの人の議員「先生」にしてみれば、反旗を翻すことなどありえないのだと、頭では理解しているけど、党議拘束に逆らって、自らの意志で「改正組織犯罪処罰法」に反対票を投じる自民党議員や公明党議員がいてもよさそうなものだけど、そういう「気骨がある」人もいないんだなぁ・・・あぁ、やっぱり腹がたつ!
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