本日は日帰りバスツアー。わが家のクルマは遠くへ行こうと思うと、途中何度も充電が必要となる電気自動車ということと、もともとクルマの運転があまり好きではないということもあって、飛行機や新幹線などを使う遠出だけでなく、日帰りで行ってこられる東海地方の観光も、マイカーではなくバス旅行で出かけることがほとんどだ。
団体行動なので、ここはもっとゆっくりしていたいと思っても、融通は利かないし、総じて食事はイマイチだし、かならず何某かのハプニングが起こるので、気が楽なのはマイカーだけど、そうしたハプニングもまた、旅の思い出のひとつになるので、それはそれで楽しいもの。
今回のツアーは、中津川ICの先の「古色蒼然」としたドライブインでの昼食を皮切りに、舞台峠のドライブインでの「わらび餅アイス」の賞味、下呂温泉合掌村での劇団かかし座の影絵劇鑑賞、そして大滝鍾乳洞という行程。日帰りバスツアーとしてはかなり安価なコースだけど、まぁまぁコスパの良い内容というところ。影絵劇(上演時間約40分)がいちばんよかったけれど、滞在時間が短くて、ちょっと足湯につかっただけで、重要文化財の合掌造りの建物などをじっくり見てまわる時間がなかったのが残念。
豚肉の冷しゃぶ、ひつまぶし風うなぎご飯、最初だけトッピング乗せ放題(笑)の冷やし中華の昼食は、全然、期待していなかったので、そこを基準として考えれば、「まぁまぁ」かなというところだけど、これがバスツアーでなく、ふつうの食事処ででてきたら、残念ってレベル。まぁ、お腹はふくれたので、満足だったけど。
あと、残念だったのは大滝鍾乳洞。中部地方最大級の鍾乳洞ということだけど、秋芳洞や沖縄の玉泉洞などと比べると、とてもとても・・・鍾乳洞というより、洞窟探検って言ったほうがいいんじゃないっていうレベル。きょうは久々の安定した晴天だったので、鍾乳洞の中の涼しさ(ひんやりさ)はよかったけれどね。
バスツアーはハプニングが楽しいって書いたけど、きょうは土砂崩れで通行止めになっていた中央道がけさ8時過ぎに通行できるようになったといううれしいハプニングからスタート。今回のツアーは天白コースということで、野並をスタートして下原、赤池、本郷でそれぞれ乗車するという設定。わたしたちは野並乗車だったのだが、バスが停車していたら、「こわい方」の乗ったクルマから、こんなところに駐めているんじゃないとクレームをつけられたとかで、脇道に移動していたため、集合時間の10分前には着いていたのに、ギリギリに来た人みたいになっちゃったり、帰りは、運転手さんが下原を通過してしまったり(だいたいあの道を真っすぐ行ったら野並も遠ざかっていったはず)。
朝、野並でバスに乗り込んだときから、とにかくにぎやか(やかましい)だったおばはん3人組。そのうちの一人の携帯がバッテリー切れになり、お連れの人の携帯から「迎えに来てね」コールをしたら、それがそのお連れの人のご主人だったので大笑い・・・ってのからはじまって、あらためて、その携帯からご主人の携帯や自宅に電話をしたら、見知らぬ番号だからか電話に出ないと騒ぎ(?)になり、娘さん経由で連絡がようやくとれたのが野並に着く3分前・・・ってにぎやかなやりとりが、5~6列後ろのわたしたちにまで聞こえてくるというハプニング(?)もあって、最後まで楽しませてもらえた(苦笑)ツアーだった。
夕食は、桜本町まで地下鉄で移動して、前から気になっていた「餃子バル」へ。日曜日の20時過ぎというのに、誰もお客さまがいないというのに一瞬「しまったな」と思ったのだが、とりあえず、焼き餃子を3種類頼んでみる。「和風あん」「チーズ」「エビ」・・・う~ん、狙っている方向は理解できないこともないが、どれも微妙。オーソドックスな焼き餃子があって、それがいちばん美味しい!というのであれば、このひとひねりした餃子もありだと思うのだが、この変わり種だけで勝負というのは、やっぱり餃子屋を標榜するのならありえないかな。あ、少なくとも「南区」ではキツいかも。
さて、きょうはきっちり休日をとらせてもらった(1本、お店から電話はかかってきたけど)ので、あしたからまたガンバリマス!(あしたはいきなりハードだ・・・)