2018.02.28 読書時間ゼロ
けさの最低気温は3.8℃。7時には4.7℃あって、けさは指先も冷たくない。白く霞んだような朝の空が、春近しを感じさせてくれる。けさも10.6kmの朝ラン。シューズのローテーションが、きょうはいちばんソールの薄いシューズ。やっぱりこのくらいのほうが、地面を蹴っている感がしっかり感じられていいなぁ。2月は226.2km。
<10.6km 5:34/km 54.3kg 11.6%>
緑地の椿。2輪ほどフライングで花開いてからは、次がなかなか続かない。わたしの背丈とおなじくらいの若い木の蕾がふくらみはじめたなぁと気づいたのはほぼ1週間前。ほんとに身持ちがよいというか(笑)なんというか・・・。背の大きな古木の蕾に至ってはまだ緑色していて硬そうだ。寒かったせいなのだろう例年に比べると10日~2週間くらい遅い感じ。伊豆の河津桜も2週間くらい遅れているということだし、ことしは花の見頃の見極めがむつかしそうだ。バスツアーとか大変だろうなぁ。
全国大学生協連が行った調査で、1日の読書時間が「ゼロ」と答えた大学生が53%と過半数を超えたとニュースが伝えていた。過半数を超えたのは、調査に読書時間の項目が入った2004年以降初めてということだ。調査は昨年10~11月に実施されていて、全国の国公立・私立30大学の学生10,021人が回答したという。
総じて、この手のアンケートとなると、ちょっと「いいカッコシイ」するものだし、勉強や趣味など、読む目的や内容がどこまで読書に入るのかは、回答者の判断に委ねられたにもかかわらずこの数字ということは、本当はもっと本を読まない学生が多いのかもしれない。
一方で、読書時間を「120分以上」と答えた学生が5.3%いて、この割合は、10年以上にわたってほぼ横ばいということだし、「読書をする」と回答した大学生の平均読書時間は1日あたり51.1分で前年より2.5分長くなっているということだから、完全に「二極化」が進んでいるってことだね。「大学生になって本を読むかどうかは、高校生までの読書習慣で決まっているのではないか」と分析しているが、要は、もっと小さい頃から本に親しんでいるかどうかなんだろうな。
今も、電車での移動の時は必ず本を持ってでかけるし、寝る前に本を読む時間をほぼ毎日つくっているわたしとしては、この「本離れ」は寂しいかぎり。活字からだからこその想像力って大事だと思うんだけどなぁ。