2018.03.08 恩返し
雨で走れないことを想定していた朝、雨雲レーダーを見るとなんとか1時間くらいは降らずにいてくれそうなので、いつもどおりの朝ランにでる。灰色の雲に覆われて、今にも雨が落ちてきそうな空だったが、帰り残り600mくらいでポツリときただけで、なんとか無事走りきれた。うん、これはツイてるぞ!と思ったけど、その後、とくにラッキーなことは起きなかった。
きょうの緑地の1周目。国道をくぐるほんの短いアンダーパスで、何故か立ち漕ぎしている自転車の女子高生を追い抜かす。その後、平坦になってもほぼ並走するようなペースだったので、学校に向けて出ていく西の端までの1kmちょっと、最後までリードを保って走りきれた。・・・っていっても、5:15/kmくらいだから、通学途中の女子高生のほうが自転車のくせに遅いだけ。朝から、こんな元気のないことじゃダメじゃんって言いたくなってしまう。学校に行きたくないってことなのかな。もうテストも終わって春休み待ちだろうに。
<10.6km 5:39/km 54.0kg 11.0%>
中学3年の最年少棋士藤井聡太六段が、きょう師匠である杉本昌隆七段と、公式戦(第68期王将戦1次予選2回戦)で初対決した。千日手となったあとの指し直しの末、111手で師弟対決で勝利をあげたという。将棋の世界では、師匠に弟子が勝つことを「恩返し」というらしいのだが、終局後のインタビューで杉本七段は、「師匠は私がプロになる前の19歳のときに亡くなり、公式戦での対局はかなわなかった。形を変えて、師匠という立場だが藤井六段と対戦できたのはうれしかった」と、目を潤ませていたという。
勝負に負けたのは当然悔しいだろうけれど、頼もしく育った弟子の姿は、とてもうれしい「恩返し」だっただろうなぁ。それを物語るように、終局後も1時間以上、笑顔で対局を振り返っていたらしい。
身近な「恩返し」といえば「親孝行」ってことになるのだが、「親孝行したいときには親はなし」とはよく言ったもので、父は、わたしが36歳の時に早々と逝ってしまい、ことしは27回忌だ。母親とは折り合いが悪く、ほとんど口を利かないできの悪い息子だったうえに、単身赴任で福岡にいた時に亡くしているので、死に目に会えずじまい。後悔先に立たずだなぁ。
なんか、突然、そんなことを思いはじめて、今夜は涙している・・・っていうのは嘘。雨降りというのに、きょうは花粉症の症状が重く、朝からずっと泣いているというのがほんとうのところ。目は掻きすぎてヒリヒリしてきた。あ、これも親不孝の報いかな。
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