2018.04.19 最後の挨拶
100kmウルトラ前、走れるチャンスはあと2日。幸いにして雨はなさそうだし、痛風の発作で起こした痛みもほとんど感じることないところまでやってきた。ということで、けさもいつもどおりの朝ラン10.6km。きょうもほとんど時計を見ることなく走ってきた。きのうも書いたけど、本番でこのペースはいらないけれど、ここまで戻せたということをよろこばなくちゃね。うん、なんとか間に合ったかな。
<10.6km 5:48/km 53.9kg 10.4%>
いつも走っている大江川緑地、毎日、その顔が違うとまでは言わないが、陽射しの差し込む角度、花々や樹々の葉の色など、見える景色は日々その表情を変えているといえるかな。この時期から半月くらいの間、晴れたの日の若緑は、こころが洗われる思いがする。そして、気持ちが前向きになるよね。ただ、この気持ちよさもあっという間に、梅雨時のジメジメに変わり、そして、じっとしてても汗ばむ夏へと変わっていくので、楽しむだけ楽しんでおかないとね。
きょうは、ネットサーフィンで見つけたあるクリーニング屋さんの「閉店あいさつ」を貼っておこう。
御礼
第一クリーニング商会先代であるおじの元に 鹿児島から一人、電車を乗りつぎ出て参りました。
十五歳の時です。
無器用なもので 他の事は何ひとつ出来ません。
只々、この仕事をひたすらに続けてきました。
人生は、あっという間ですね。
今年で八十歳になります。
この辺りで長年の相棒のアイロンを置こうと思います。
お陰様でまだまだ元気でありますので 残りの人生 家内と二人、楽しんでいこうと思います。
長きに渡り当店を御利用頂き、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
第一クリーニング商会 古江勇雄
平成三十年 三月 三十一日
記事には、このあいさつを書いたご主人と、その家族たちが、このあいさつの背景を語っていて、それが泣けるんだよなぁ。まぁ、わたしの場合、職人じゃなかったからダメだけど、これを読むと「自営業」のお店に、50歳で見切りをつけたのがよかったのかどうか、ちょっとわからなくなってくるね。
だって、小売業の会社とは言っても、わたしの仕事はバックオフィスでのサポート業務。お店にヘルプで入ることもなくなったし、そもそも宮仕えじゃ、最後にこんなあいさつできないもんね。
アポなしで突撃してきた生命保険会社のセールスレディさんのことをおととい書いたけど、きょうは、電話をかけてきた。妻が気を利かせて「出かけている」と答えると、「いつならお帰りですか」とすぐに聞いてきたそうだ。そして、置いていった見直しの提案のことをどう言っているかと聞いてきたらしい。「あぁ、検討してみると言ってましたよ」と妻が応えると、すぐにでも返事を聞きたいというようなことを言ったようだ。そこで妻は「何かあったらこちらから連絡すると思いますよ」と、やんわり釘を差したとのことだが、どうも効いた風はないらしい。
それを聞いて、なるほどなって思ったこと。「彼女、今数字を上げるのになりふりかまっていられないんだ」。小売業だって、本音のところは「売上」があってナンボなわけで、その気持ちはわからないでもない。でも、「売上を上げる」ためにすること、できることというのを違えると、それはただの「押し売り」でしかないんだよね。要はお客様の方を向かず、自分のことばかり考えているってこと。そこが、あからさまだからダメなんだろうなぁ・・・。これはマニュアルには載ってないからな。
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