2019.04.30 最後の・・・
やたらとくり返される「平成最後の」というフレーズ、とりわけサービス業のそれは、あからさまに商売に結びつけようという思い(魂胆)が透けて見えていて、正直辟易としていた。いよいよその日になって、今夜のテレビ各局は、大みそかと同じく、「ゆく時代くる時代」という感じで、日付がわりを仰々しく伝えようとしている。昭和から平成への改元は、天皇陛下の崩御に伴うものだったから、静かに迎えなくちゃいけなかったという事情はあるにせよ、今回の「騒ぎ」は、なんか違う気がするんだけどなぁ。
夕方17時からの「退位礼正殿の儀」を生中継で見ていた。そこで述べられた天皇陛下の最後のお言葉後半の「明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。」の、皇后と共にというくだりと、我が国だけでなく、世界の人々の安寧と幸せをというくだりには、正直なところ涙が出たなぁ。
わたしは、とくに信仰する宗教はないし、心酔している社会感もないし、皇室に対してもとくになにも感情は持ち合わせていないが、「皇后と共に」とか「我が国だけでなく、世界の人々の」といえる強さには感服しきり。象徴なんだから、そこまで踏み込む必要などどこにもないのにね。知らず、涙がどっとあふれ落ちた。でも、カウントダウンの瞬間に立ち会うつもりはないな。あすは月初作業が山盛りの就業日(もちろん振替休日をとる)なので、その時間には寝てるはず。
きのうまで2泊3日でうちを空けていたので、けさは週明け作業(火曜日だけどね)など2時間だけお仕事。そのあと、昼食のおなかがこなれたところで、15時前、まだ霧雨のような細かい雨が降っていたけれど、いつもの緑地に向けて走り出す。きょうもGARMINの画面は心拍数。ニコニコペースでどこまでいけるか時計で確認することなく走ってきた。4月最後の、そして平成最後の走りだ・・・って「最後」というフレーズを使ってるけどね
平均心拍数140で、6:03/kmだったので、まぁまぁ先週よりは回復しているね。もしかしたら、日曜日の「奥熊野いだ天」も走れたかもね・・・というのは言いっこなしだな。でも、本調子にはまだまだ遠い。次は高山のウルトラなので、速く走る練習は必要ないけど、100kmを走れるからだづくりはまだまだ先が遠いな。
<10.6km 6:03/km 52.2kg 9.2% 平均心拍数140>
きょうで4月もおわり(平成も)。4月の総走行距離は106.8km。う~ん、やばいなぁ。思えば60歳からこっち、1年通してまともに走れたことがないな。原因不明の肩から背中にかけての激痛で3ヶ月走れなかったこともあれば、インフルエンザに、痛風に、今回の肺炎と、走りに起因すること以外の理由で走れなかったことばかりだ。令和の時代は、細々&淡々とでいいから、からだの不調で走れないってことがないようにしたいものだ。