2019.05.29 思いやる
雨が上がり、半袖シャツからでた腕がひんやりするような北風が吹く中、朝ラン10.6km。真夏日の熱気を雨がすっかり洗い流してくれた感じ。緑地では、数メートルに渡って、遊歩道いっぱいの水たまりができているところが。結構、降ったんだね。というか、昨年度は予算がつかなかったのか、遊歩道の補修工事が行われなかったことが影響しているんだろうな。噴水池と人工河川とで水を循環させるポンプも、去年の秋から壊れたままだ。この夏は、ボウフラがいっぱい発生しそうだなぁ。
きょうもほとんど時計を見ずに走ってきたのだが、走りに関しては、可もなく不可もなくといったところ。とにかく、ケガをしないこと、体調をくずさないことが、今のいちばんの目標だ。
<10.6km 6:00/km 52.8kg 9.7% 平均心拍数136>
きのうの川崎の無差別殺傷事件について、わたしはブログに「自死を遂げる(もちろん、それもないほうが望ましいが)は、本人の好きにしてよいが、なんの罪もない人に刃を向け、巻き添えにしてしまうって、そんな無法なことがあっていいはずがない。」と書いた。
きのうの夜、犯人を非難する際に「死にたいなら一人で死ぬべき」という言葉は控えてほしいという提言がYahooニュースに掲載され、SNSでちょっとした論争になっている。この提言を書いたのは、大学の准教授でNPO法人の代表理事を務めている「社会福祉士」の人だ。
「死にたいなら人を巻き込まずに自分だけで死ぬべき」「死ぬなら迷惑かけずに死ね」というメッセージを受け取った犯人と同様の想いを持つ人物は、(中略)やはり社会は何もしてくれないし、自分を責め続けるだけなのだろう、という想いを募らせるかもしれない。
その主張がいかに理不尽で一方的な理由であれ、そう思ってしまう人々の一部が凶行に及ぶことを阻止しなければならない。そのためにも、社会はあなたを大事にしているし、何かができるかもしれない。社会はあなたの命を軽視していないし、死んでほしいと思っている人間など1人もいない、という強いメッセージを発していくべき時だと思う。
というのが、その提言の主旨だ。
次なる凶行を防止するためにも、他者を大事に思いやることが大切だという、この人の言いたいこともわからないでもないが、違和感はのこる。なんの罪もないのに命を絶たれた2人と、一生、こころの傷になるかもしれない精神的衝撃を受けたこどもたちに思いを寄せてみれば、やはり、他人を巻き込んじゃダメだって言うべきだと思うんだけどなぁ。
もちろん、きのうも書いたように、日本という国はみんなが幸せな国ではないのだから、中長期的には、この社会福祉士さんのいうように、困っていたり、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べてくれるよという国になっていかなくちゃいけないとは思うけれど。
本日も残業。それでも、山はくずしきれず。5月、のこり2日ではどうやら片付きそうもない。時間差リリースを承認してもらわないといけないな。
« 2019.05.28 やりきれない | トップページ | 2019.05.30 捨てる。 »
コメント