2019.05.20 雨のせい?
51.5kmのロング走から一夜明けたきょうは休足日と決めていた。きのうは、走っただけでなく、記憶をなくすほどではなかったけれど、結構呑んでいたしね。幸いなことに、筋肉痛もハリもないし、疲労感もさほど強くない。とりあえず、50kmを走れるからだにはなった(戻った)ってことだね。でも、実際に走るのは100km。しかもハンパない高低差が待ち構えている。まぁ、なるようにしかならないから、神経質にはならないけどね。
けさ新聞に載っていた最新の世論調査では、10月に予定されている消費増税に反対という人が57.6%で、賛成の37.6%を大きく上回っているそうだ。この先の景気のことを考えると、個人的には、わたしも反対だ。ただ、現実問題として、増税後の経済対策として、中小小売業の消費者へのポイント還元や子育て世代へのプレミアム付き商品券の発行、住宅ローン減税の拡充など、実効性はともかく、多くの対策が、すでに今年度予算に計上されているし、食料品の軽減税率対策で、レジのプログラムの改訂や、レジそのものの刷新など、着々と準備が進められている今、「やっぱりやめます」ということのデメリットのほうが大きいだろうな。
経済財政・再生大臣は「今の段階で世界経済全体や日本の内需全体が腰折れする状況にはない」と予定どおり増税を実施することを公言しているが、急転直下「やめる」と決めたほうが、選挙に勝てるかもしれないという深謀遠慮が自民党内にあるのかも。それにまんまと乗っかるのは癪だけど、もし間に合うのなら、そして、デメリットにまさるメリットを感じられるのなら、増税延期(中止)してもらいたいもの。
きょう発表された2019年1~3月期の国内総生産(GDP)は、実質ベースの年率で2.1%増と、大方のマイナス成長という予測を覆して、大きくプラスとなった。だけど、どうやら、これは数字のマジックのようで、じつは結構深刻な事態だということを示しているという指摘もある。
輸入は海外で生まれた付加価値とされるので、国内総生産の数字から差し引くことになっている。今回、GDPが大きくプラスになった背景には、この差し引かれる輸入の数字が大きく減少ことがある。輸入の減少について「原油や天然ガスの輸入が減ったため」という説明がされているが、これは、国内の企業活動が鈍ったためといえる。加えて、化学製品や半導体など電子部品などの輸入も大きく減少しているという。
つまりは、景気が鈍化しているということなんだと思う。統計上の数値のからくりで見かけはプラスになっているけれど、実態は、アメリカと中国の貿易「戦争」のあおりをくらって、先行き不安が経済活動を縮小させているってところなんだろうなぁ。
・・・って悲観的になってるのって、わたしらしくないなぁ。きょうは雨だからかな。
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