2019.06.26 観察日記
なんだか、このところ夏休みの自由研究の「ひまわり観察日記」の体だなぁ。けさになってひまわり3号もスッキリと花開いて、3本揃い踏みという感じになった。あすからしばらく雨模様のお天気となるみたいなので、青空バックの揃い踏みの画像は貴重になるかも。
夕方には、幼児園帰りの孫たちも見にきてくれた。でも、彼らには、ひまわりよりも持ってきたおやつのほうが気になってしかたなく、ひまわりの前でのポーズはそこそこに、さっさとうちの中に入っていってしまった。まぁ、しかたないね。
もうひとつの「観察日記?」の膝の具合。違和感はあるものの、とりあえず、階段の上り下りでも、痛みを感じなくなっている。ただし、これは消炎鎮痛剤が抑えているだけのような気がするから、当然のことながら、走りに出ることはないし、階段も1段ずつ気をつけて上り下りしている。この先、雨の予報が続くので、ランの再開はいつになることやら。
年金暮らしの無職夫婦が20年生きるとすれば約1300万円、30年なら約2000万円の「金融資産を取り崩す必要がある」とした金融審議会の報告書の件、投票日が7月21日に決まった参議院議員選挙の争点になるのは確実のようだ。ここに何度も書いてきたけれど、いまさら憤るまでもなく、かなり前から「年金だけじゃ暮らせない」ことは、みんな思っていたはず。具体的な金額が明示されたことで、「100年安心」なんていう根拠のないキャッチコピーを掲げていた政府与党があわてただけのことだ。
公明党から入閣していた坂口厚生労働大臣が、2004年に提唱した「100年安心プラン」という法案のコンセプトがひとり歩きしてしまったというところだが、当時の議論を再録した新聞記事を読んでみると、年金財政の健全化のために「年金の給付水準は現役世代の賃金や消費者物価の動きに連動させるのが基本だが、賃金・物価の上昇率より年金の上昇率を低く抑える仕組み」を提唱しているところは画期的だった。
ただ、この「マクロ経済スライド」なる考え方も、1円たりとも年金が目減りするのは認められないという目先のことしか考えない野党の反対と、選挙に負ける訳にはいかないという与党の思惑とが、悪しき方向に一致して、結局、骨抜きにされてしまって、抜本的な年金改革は実現することがなかった。
なので、「100年安心」だったんじゃないのかという野党の抗弁はとても見苦しい。そして、「自助努力」を口にすることをことさら拒む与党も見苦しい。ここは、じっくり膝詰めで議論するべきだと思うんだけど、与党も野党も選挙しか頭にないんだから、ほんと情けない。
ちらっと読んでみた件の報告書には
年金は多くの人にとって老後収入の柱であり続けるが、年金制度の持続性を担保するために給付水準の調整が進められることになっている。年金受給額を含め、自身の状況を見える化し、望む生活水準に照らして資産・収入が足りないと思われるのなら、状況に応じて就業継続の模索、支出の再点検、保有資産を活用した資産形成など自助を充実させる必要がある。
と書かれている。至極当然なこと。その努力に報いる制度改革を議論してほしんだけどな。
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