とくにこれといって予定のなかったきょう、なにげに見ていた「道の駅マップ」で見つけた恵那の道の駅「そばの郷らっせいみさと」に、おそばを食べに行く。わたしはどちらかというとうどんっ食いなんだけど、妻はおそば派だ。美味しいおそばが食べたいといっているのだが、こだわりのそば打ち職人さんのお店の敷居の高さとか薀蓄や能書きの多さとかは、夫婦揃って大嫌いときているので、なかなかこれというお店に出会えないでいる。
道の駅の食事処で、そばしかメニューにないという思い切りの良さがいいなって思ったのと、クチコミ評価もそこそこ悪くない。何より、敷居が高くなさそうというのがいい。午前中、甥っ子がもうすぐ2歳の子を連れて、お参りにきてくれた(お盆はお互いのスケジュールが合わなかった)こともあって、うちを出たのが11時15分。高速道路はガラガラで、気持ち良くクルマを走らせて、12時45分に到着。駐車場がほぼ満車だったので、待ち時間があるのは覚悟したのだが、ウェイティングリストに名前を書いた時点で15組待ち。ファストフードじゃないので、相当な待ち時間になることは確実だけど、ここまで来て、他には行けない(まわりにお店はまったくない)ので、地元産品の売店を見たりしながら待つことに。
しばらく待っていると、お客さんが出てきてから、次のお客さんを呼び込むまでの時間がすごく早いことに気がつく。あとから店内に入ったあとで、あらためて見てみて、その理由がわかったのだが、食器を片付け、テーブルをダスターで拭き、セッティング完了までの動きがめちゃめちゃテキパキしていた。ホールスタッフの連携もすごくよく、見ていてすごく小気味いい。30分以上待たされたけど、気持ちの良いお昼ご飯だったなぁ。
あ、肝心のおそばだけど、二八そばということだが、コシもあったし味もわるくない。天ざるの野菜天ぷらはボリュームがあった。これは、クチコミで読んで知っていたので、妻はふつうのざるそばにして、天ぷらは2人でシェア。それでもじゅうぶんだった。また食べに行こう・・・というには、ちょっと遠いけど、お気に入りのお店に加えておこう。
おそばを食べにきただけで帰ってしまってはもったいないので、岩村城址に登城してきた。800mの急坂は結構脚にきた。昔、城勤めの下々の人たちは大変だったろうなぁ。きょうは、木陰は涼しくて、それほど汗だくになることもなく、本丸跡まで登ってこられたのだが、びっくりしたのは、人の少なさ。麓の城下町は、いろいろな食べ歩きグルメもあるからだろうと思うけど、まぁまぁ人が出ていたが、城址は、何もないからね。歴女ブームは終わっちゃったんだろうか。
昭和の時代を長く生きてきたわたしたち夫婦にしてみれば、昭和レトロの商店街っていっても、とくにどうってことないし、そもそも朝ドラを見ていないので、多くの観光客とは逆に、城址に登っただけで、城下町には立ち寄らず帰ってきてしまった。もっとも、クルマを置いておいた歴史資料館まで戻ってきたときには、16時30分近かったということもあったし。
基本、高速道路は極力使わないわたしたちは、ナビの「距離優先」ルートで、下道を帰ってきた。瀬戸の市街地、守山あたりで、クルマの流れがわるいところもあったけど、2時間ちょっとで帰宅。いくつかの峠越えは、ノートe-powerのワンペダルドライブにはもってこいだし。ノートに乗り換えてもうすぐ1年。リーフ時代とは比べ物にならないくらいクルマで出かけることが増えたなぁ(笑)
きょうは、出かける前、8時スタートで走っておいた。いつも「朝ラン」とおなじ大江川緑地を2周する10.6km。
<10.6km 5:59/km 53.7kg 9.9% 平均心拍数134>