2019.09.15 脱げばわかる
きのうから続いている28時間マラソンの四日市ドームで行われた「ワラーチ」づくりのワークショップに行ってきた。ウルトラマラソンを走っては、足の親指の爪を殺しているわたしとしては、「(シューズを)脱げばわかる」というお誘いは、ホント魅力的だったのだが、ワラーチ(裸足)の走りに足を慣らすまでに、最低半年、ともすれば、2年がかりとも言われているのがネックだった。今回、たまたま参加しているはずの28時間マラソンの会場で行われるということと、ことしの飛騨高山で共に涙をのんだラン仲間の主催イベントということで、思い切って手を上げたもの。
走り始めてから20数年も続けていた「かかと着地」から「フラット着地」に変えるのに3年はかかっている。ここ、この年齢にきて、このうえ、ワラーチ(裸足)の走り方を習得するというのは、かなり高いハードルとは思うのだが、ウルトラマラソンのような長くゆったりとした(制限時間との戦いはあるけれど)走りにも役立ちそうなのでここはちょっとがんばってみるかな。
ワークショップでは、座学のあと、ソールをじぶんの足のかたちに切り出し、滑り止めを貼り、紐を通すまでは、完全オーダーメイドであり、みずからのハンドメイドだ。最後、全体のバランスを見て、足に合わせて、きちんとむ結び目をつくるところは、今回の講師で、裸足ランニングクラブ愛知の会長のNさんが一人ひとり丁寧に調整してくださった。
できあがったマイワラーチを履いて、ホンの2~30mほどをみんなで走ってみたのだが、誰よりもペタペタと大きな音を立てていたように思うし、その後の重心移動の実習でも、まったくなってなかった(苦笑)。運動神経にも、センスにも欠けるわたしとしては、ゆっくり時間をかけ慣らしていくしかないな。
けさは、28時間マラソンの会場に行くのだからと朝ランはなし。ところが、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の中継を見てしまい、きょう付で行う作業を先に片づけたたりしたので、出発が遅れ、くわえて、ナガシマリゾートに行くと思われるクルマの渋滞が、弥富まで続いていて、その影響で、ふだんより30分以上も余分に時間がかかって、ワークショップにも遅刻という体たらく。どうにか座学の最後には間に合って、ワラーチづくりは最初から他の参加者といっしょにできたよかった。3連休の中日で快晴だったとはいえ、この混雑にはびっくりだ。おそるべしナガシマリゾート。
そのMGC、男子の設楽の大逃げ~失速、鈴木亜由子ちゃんのやはりラストの失速、まぁ、亜由子ちゃんは、最後あぶなかったものの、2位で内定を得ているので、結果オーライではあるけどね。いずれにしても、設楽の大逃げには、いろいろ意見が出るだろうな。ずっと中継を見てて思ったこと・・・なんだかんだいっても、気持ちよく走りきれたかどうかが大きいようだ。ゴール後、すぐに笑顔を取り戻し、インタビューにもすぐに答えられた亜由子ちゃんと、おそらく限界を超える勢いの走りだったであろう1位の前田穂南が病院にいくために、ゴール後の声が聞けなかったこととの差は大きい。
あと気になったのが、8時50分の男子スタートがかなり遅れたこと。今回、SEIKOじゃなくてOMEGAが計時のオフィシャルだからかな(笑)? テレビの中継が入る、しかも超エリートの戦いでありながら、ちょっとお粗末だったな。ここは、この反省を生かして、本番には、ちゃんと運用できるようにしてもらいたいところ。※OMEGAではなく、ピストルのトラブルだったらしい。
あすは「敬老の日」。午前中は町内会の敬老の日関連のお仕事をするのと、週明け月曜日のルーティンワークは片付けたいので、走るのは夕方かな。
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