2019.09.25 力強く前向き
けさの名古屋の最低気温は19.4℃と20℃を下回った。走り出した7時過ぎでも21℃くらいと、もう快適そのもの。なので、その気持ちよさをじゅうぶんにあじわうために、きょうはペースを抑えての10.6km。って書くとちょっと様になっているけれど、じつは、きのう走ったあとのGarminに、リカバリに必要な時間44時間とでてしまい、24時間後に走るとなるとちょっとオーバーワークかなと思ったということ。なので、きのうのように心拍数が140オーバーにならないように走ろうということで、ウルトラマラソンにはかなり速く、フルマラソンで目標としているタイムを目指すにはだいぶ遅い6:07/kmという中途半端なペースだったけど、楽に走れるニコニコペースでの10.6kmだった。
ところが、うちに帰って、Garminの測定値を見てびっくり。終始、歌が唄えるくらい(笑)のペースだったし、とっても気持ち良く、らく~に走ってきたのに、なぜか平均心拍数が145と、きのうより多いという結果。これはいったいどういうことなんだろうね。リカバリに必要な時間も44時間のまま。不思議だなぁ。
<10.6km 6:07/km 53.5kg 10.0% 平均心拍数145>
プロ野球のペナントレースも最終盤。阪神タイガースは他力ながら、クライマックスシリーズ進出の可能性をわずかに残しているが、今季限りでユニフォームを脱ぐ選手の引退会見が続いている。そんな中、きのうの甲子園球場での巨人戦、9回に代打で打席に入った阿部慎之助選手と、藤川球児投手の対戦の映像には涙が出る。
巨人という球団は心底キライだけど、阿部慎之助という「男」はキライじゃない。こちらもあとどれだけ現役でいられるかわからないベテランの藤川球児が、小細工なしのオール直球勝負で対すれば、阿部慎之助がフルスイングで応える。オールドファン(?)にはたまらないねぇ。大ファウルもあったけど、最後は空振り三振に倒れた。三振に倒れたあと、真っ向勝負をした藤川に対して、ヘルメットのひさしに手をやって、感謝の気持ちを表した阿部慎之助。ラグビーのノーサイドの精神じゃないけれど、これにはじんとくるものがある。
代打がコールされた時、巨人ファンだけでなく、阪神ファンも一緒になって「慎之助」コールが起き、ベンチに下がるときには、球場全体が総立ちで拍手を送っていた。阪神ファンもまんざら捨てたもんじゃないなぁ・・・って思うよね。やじは汚いけど(笑)
ラグビーワールドカップは、きょう釜石で試合が行われた。会場の「釜石鵜住居復興スタジアム」は、今大会で唯一新設されたスタジアムだ。2011年3月に起きた東日本大震災の数カ月後から有志を中心に大会誘致の動きが芽生え、「ラグビーより宅地造成が先」などの反対意見がある中、新日鉄釜石の本拠地だった釜石は、復興のシンボルとして、行政や市民を巻き込んだ誘致活動を展開、きょうその夢をかなえたかたちだ。
このスタジアムは、震災の津波で全壊した小中学校の跡地に建設されている。日産スタジアムや豊田スタジアムなどとは比べ物にならないくらい小さい。きょうの観客数も14,025人だった。でも、どこの会場よりも力強く前向きな思いが詰まっているんだろうなと思う。いつか、ラグビーの試合を観にいきたいスタジアムだ。
さて、あすも良いお天気に恵まれそう。当然朝ランを予定しているんだけど、どんな調子かなぁ。力強く前向きな走りができるといいな。
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