2020.01.28 老兵は死なず
4月末の定年退職、3月中旬の最終就業日(まだハッキリ決まっていないが)に向けて、ようやく少しずつ引き継ぎなどの動きが出てきた。あちこちの部署で少しずつ受け持ってくれるようなのだが、引き継ぎに充てられる時間はもうそんなに多くない。だいじょうぶなのかなぁ・・・。と同時に、そろそろ本社の労務担当さんと、最終就業日を決めたり、健康保険(任意加入しようかなって思っている)の相談をしたりしなくちゃいけないと思うんだけど、こういう時在宅のテレワークはハンデがあるよね。
現在の心境は「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」だ。今はとにかく「役目の終わった者は、後進にそれを託し、表舞台から静かに去っていくものだ」といった潔い引き際でありたいと思っているだけだ。でも、このことばには、違った解釈があるんだよね。
このことばは、ダグラス・マッカーサー元帥が米国上下両院議会で行った退任演説で使ったものとして知られるようになったことばで、朝鮮戦争に対して意見が食い違った時の大統領トルーマンからクビを言い渡されたマッカーサーは、演説に引用したこの「老兵は死なず」に「解任はされても自分の考えは正しく、皆に支持され生き続ける」と正当性を訴える意味を込めたとされている。この演説はその後「老兵は死なず演説」と呼ばれている。
なので、日本でいう「引き際の美学」とは真逆な意味ということになる。もちろんわたしは、「虎は死して皮を留め人は死して名を残す」といえるほど立派な人間ではないので、何かを遺したいなどといったおこがましい考えは微塵もなく、ただただ、静かに表舞台から身を引きたいと思って、「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」と言っているだけなので、くれぐれも誤解なきよう。
けさの朝ラン。雨が上がって、東の空の雲が薄くなったところから朝の光がのぞきはじめたところを走ってきた。7時の気温6.8℃。陽射しはないけれど、けさも全然寒くない。けさもゆったり入って、最後はkm5分ちょっとまであげるというビルドアップ的な走り。きのうより心拍数が落ち着いたのは、速さにからだがついてきたってことかな。
<10.6km 5:48/km 54.8kg 12.8% 平均心拍数134>
« 2020.01.27 非厚底 | トップページ | 2020.01.29 強硬な意見 »
コメント