2020.02.13 愛はない
6時30分起床。雨が上がっているようだが、灰色の雲が空一面にひろがっていて薄暗い。雨雲レーダーを見ると、朝ランの後半は、小雨の中の走りになるかもしれない・・・ということで、けさは7時台から仕事をはじめる。
在宅勤務の特権とでもいうべきフレックスタイムなのだが、わたしの場合、店舗という現場を抱えた小売業の会社なので、その現場をバックアップする対応をしていこうとすると、どうしても、終業が遅くなりがちだ。べつに会社からそれを強要されているわけじゃないし、東京単身赴任時代のような片道1時間10分という通勤時間もないので、疲労の度合いが全く違うから、わたし的には全然問題ないし、「ブラック」だなんてこれっぽっちも思いもしないのだが、就業時間という数字でしか推し量ることできない労務担当にしてみれば「好ましからざる人物」ということになるらしい。
「働き方改革」ってホントのところ、労働者のためになってるのかな?って思うところも多々あるし、社員に対して「愛がない?」って思えることもあって、抵抗した過去もあるけれど、残りわずかな会社員生活となった今、事を荒立てる必要もないな。・・・って、今は思っている。
きょうは、わたしの業務のうち、いちばん重い部分を引き継いでくれるMさんと、ビデオチャットで話しながらミーティングをしたのだが、「こんな面倒くさいこととてもじゃないけどできません」って言っちゃえ!ってけしかけてしまった。ここ何年も、わたしひとりだけで行なっていた業務がいくつもあって、それらの多くは、自慢するわけじゃないけど、わたしのマンパワーで回っていたものだったりする。事あるごとに、作業の効率化とミスの防止のためにシステムの改修を訴えてきていたのだが、コストも工数もかかることなので、「人力」で回っているうちはそのままって放置してきたことが、今この段になって、後継者に大きな負担となっている。だから言ったのに・・・と言ってももはや後の祭りだ。
こんな具合に、後継者に負担を強いつつ、引き継ぎが段々本格化してきた。近々、最終就業日の決裁もおりそうだ。当初、在宅のまま、きょうのようなビデオチャットなどで引き継ぎは完結できると思っていたのだが、3月あたまに引き継ぎのための本社出張することになった。まぁ、いづれにしても、「立つ鳥跡を濁さず」ということで・・・。
なっちゃん(次男の嫁)が1日早いバレンタインデーということで、チョコケーキを焼いたよ・・・と持ってきてくれた。「全然、愛はこめてないからね」ということだそうだ。きのうも、わたしが食べたいから焼いたと言ってチーズケーキを持ってきてくれた(その場でじぶんも食べていった・笑)し、「愛はなくても」、美味しければそれでよしだ。
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