2020.02.19 右に倣え3
65歳の誕生日を迎えるともらえる「敬老パス」の交付手続書類が届いた。交付手続きと行っても、要は負担金を納付しなさいってことなんだけど。わたしの場合、負担金は5,000円。地下鉄の駅が遠くて、しかも桜通線ということで、自宅から近いところで使い途があるのは、基幹バスで栄に出ることくらいということになると、年間5,000円も利用するかなぁ?
名鉄やJRの名古屋市内の駅間で利用できるようになるのは、2022年度だったかな? そうなれば、JRで金山とか名古屋駅に出かける時に使えるようになるから、「元が取れる」ようになるんだけどなぁ・・・。どうしよう、今年度は交付を受けないって判断もありかもな。
判断といえば、連日書いてきているマラソン大会を中止する判断について、結構大きな騒ぎになってきている。SNSでは、当初、こういう状況だからやむを得ないっていう論調が主流だったのだが、そうしてあっさりと諦めるから、主催者が参加者を大切にしないことになるんだ。だから、「おかしくないか?」と、もっと声を上げるべきだという書き込みも現れてきている。
マラソンを商業主義にまみれた集客イベントに変えた「東京マラソン」の対応策に、安易に右に倣えするのはおかしいという意見には同意できる。でも、きのうも書いたとおり、行政のこうした横並び体質は好きじゃないのだが、万全の体制で望むと言っても100%安全ということはありえないので、市民に少しでも不安に思う声があるのならば、何かあってからでは遅いからと中止の判断に傾くのはやむを得ないことと思っている。
おととし、台風で、前夜祭まで開催したものの、大会前日の夜遅くになって中止を決めた「えちごくびき野ウルトラマラソン」は、大会後しばらくしてから、収支報告を送ってきた。何せ、前夜の決定だから、キャンセルできるものがなく、ほとんど未使用金はなかった。大体マラソン大会というものは、大会当日までにほとんど費用を使い切っているものだという指摘もあった。15年くらい前、雪で中止になった青梅マラソンは、参加賞のTシャツとプログラムを、後日、宅配便で送ってきた。大会参加要項に返金はしないと明記されていたにもかかわらず、半額近い金額を返金した大会も過去には多くあったそうだ。
あす臨時の会議を開いて開催の可否を決めるという丹波篠山ABCマラソンは、事前にゼッケン、計測チップ、手荷物預かり袋を郵送してきている。きのうも書いたが、中止となれば、計測チップの回収を行なわなくてはいけないが、おそらく相当数が未回収となるはず。この1枚2000円?という費用もばかにならない。
となると、多くの参加者が納得できるかたちとしては、来年の出場権を付与するなんてことじゃなく、すべての事後処理を終えた後、収支決算をして、返金(手数料もかかる)するだけの剰余金があるかどうかを判断すると発表することかもしれない。エントリー要項に書いてあるから返金はしないと問答無用で突っぱねた東京マラソンの対応が、悪しき例になるかもしれないと言われているのは、高いお金を払ってエントリーした参加者の気持ちに寄り添っていないからということだ。そして、それとおなじ対応を安易に行おうとしている大会が多いということなんだろう。東京マラソンはいろいろな意味で「特別」なものなのだから。
きのうまで「開催」するんだという強い信念(?)が感じられていた、23日の「姫路城マラソン」も、けさ中止の発表があった。小規模な大会ならその信念も貫き通せたかもしれないが、この規模になると、周囲の状況に抗しきれなくなったんだろうな。ここは、せめて先に書いたようなエントリーしていたランナーの思いに寄り添った対応策を講じてほしいもの。そして、あした可否判断が行われる丹波篠山ABCマラソンもしかりだ。
けさの朝ラン。追い込む気分にはなれないので、5:16/kmが最速。まぁ、つぎは4月末のウルトラになるだろうから、これでいいんだけどね。
<10.6km 5:38/km 54.8kg 12.1% 平均心拍数134>
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