ストレスのない平穏な日々を送れることは何より幸せなことだけど、人間、時には感情を激することがあっていい。
ハローワークの混雑で、離職票の発行が遅くなりそうということで、急遽、発行してもらった「退職証明書」がきょう届いたので、早速区役所に国民健康保険の加入手続きに行ってきた。臨時保育園&学童クラブが終わった16時すぎだった。
5分ほど待たされて窓口カウンターへ。退職したので国民健康保険に加入したい旨伝えて、退職証明書を提示する。「加入されるのはご本人様だけですか」と聞かれたので、「いいえ妻もです」と答えると、「この退職証明書では、扶養に入っていらした奥様の資格喪失がわからないので手続きできません」と、パートらしい窓口担当の女性がいう。「はぁ?」と思わず大きな声がでる。それに呼応してか、「退職された会社に電話をかけて、扶養に入っていらした方がいるかどうかお尋ねしてもよいですが」という。もちろん「それでお願いします」と答える。
「では、こちらの届出書のこの項目をご記入いただいている間に電話してまいります」とカウンターの奥にいく窓口担当の女性。書類の記入が終わるとほどなくして窓口担当の女性が戻ってきて言うのには、「お電話したのですが、ただいまテレワーク中なので、本社の代表番号に電話をいただいても対応できません。ホームページに担当者の連絡先(携帯電話番号)をあげているので、そちらに直接電話をしてほしいということでした。区役所では、ホームページをお調べすることまではできませんし、そもそも携帯電話に連絡をすることができませんので、申し訳ありませんが、きょうは手続きができません。退職証明書ではなく、健康保険の資格喪失証明書を発行してもらってください」とのこと。
「うちの会社は、内線電話代わりに会社携帯を使っているので、この番号は担当者の個人携帯ではなく、会社の業務用の電話番号だ」と説明した上で、「わたしの携帯から労務の担当者に電話をするので、そのあとで代わって妻の資格喪失の件を確認するというのじゃダメなんですか」というと、窓口担当の女性、一旦奥に引っ込み、代わって名古屋市の職員と思われる男性Aが登場。「携帯電話にかけることができない。そしてこちらからかけた電話でないといけないというのは決まりだ」という。その上で、「電話で、扶養に入っていた方の確認をとるというのは、あくまで特例でやらせていただいているということをご理解いただきたい」とも。
「じゃあ、きょうは手続きができないってことですね」と尋ねると、「そうだ」というので、「名古屋市のホームページには、加入の手続きは、健康保険の資格喪失証明書・退職証明書・離職票のうちいずれか1つとキャッシュカードが必要とは書かれているけれど、扶養に入っていた人も加入したいという場合は、健康保険の資格喪失証明書でなければ手続きができないとはどこにも書いてないですよね。ハローワークが混雑しているようで、なかなか離職票がこないということで、急遽、退職証明書を取り寄せて、それがきょう届いたので、急いできたというのに、どういうことですか?」と詰め寄ると、「あぁ、たしかにホームページにはそのようなことは書いてないようです。それは、上にきちんと伝えますので」と一気にトーンダウン。
「とりあえず、きょう窓口にいらっしゃったということは記録しておきます。医療機関では、今手続き中だといえば、診察を受けることができますし、5月中にあたらしい保険証を持っていけば返していただけますから」というので、「でも、とりあえず全額自己負担しなくちゃいけないんでしょ」と切り返す。「まぁ、そうですが、ご負担でしょうか?」「当たり前じゃないですか」とやり取りが続く。ここで職員A氏、奥に引っ込む。
戻ってきて「労務ご担当の方に電話していただいて、4月末までの健康保険証の番号と、加入していらしゃった健康保険組合の名称、『固定電話』の番号をお聞きすることは可能でしょうか」という。そこで、わたしのスマホから労務担当のSさんの会社携帯に電話をして、職員A氏に代わって、必要事項を聞いてもらった。「では保険組合に確認してまいりますのでしばらくお待ちください」と奥に入っていく。おそらく特例中の特例なんだろうけど、やればできるんじゃんって見ていたのだが、どうも様子がおかしい。職員B氏とひそひそ話をしている。
「じつは、健康保険組合さんがコロナウイルスの関係で、16時までの時短業務となっているようで、連絡がとれませんでした。」 そのとき16時35分。あぁ、万事休すかと思ったのだが「ここまでで、いろいろなことが判明しましたので、本日『仮』受付させていただいて、週明け月曜日にこちらのほうから健康保険組合さんに扶養の方も資格喪失手続きが完了しているかを確認して、すぐに健康保険証の発行にとりかかるようにします」と言ってくれる。なかなかやるじゃんと思っていると、職員B氏が横に現れる。そして「週明け1回で確認がとれればいいけど、何回も確認のやりとりをしなくてはいけなくなることもあるだろうし、そういう特例を認めちゃいけないんじゃないか」と・・・それ、丸聞こえなんですけど!
すかさず職員A氏「このお客さまは、ホームページのご案内とおりの手続きにいらっしゃっただけなので、それくらいのことはしなくてはいけないんじゃないですか。わたしが責任を持ってやりますから」と。おぉぉ!やるじゃん、A氏!
で、向き直ってひとこと「健康保険組合での資格喪失手続きが遅れていたりした場合、またべつの対応が必要になるかもしれませんが、その際はご連絡します。そうでなければ、それほど日にちをかけずにお届けできると思います。」
途中、かなり激する場面もあったし、労務担当さんの電話をしたときの声は、相当尖っていたような気もする。職員B氏のいかにもお役所的発想にも頭にきたけれど、とりあえず、どんより曇り空にもかかわらずまぁまぁ清々しく帰ってこられたかな。ということで、扶養の方も合わせて国民健康保険に加入するときは「健康保険の資格喪失証明書」が必須ですよ! 労務担当のSさんも、今後のご参考に。
そんなこんなで、きょうの走りは、17時15分スタート。すっかり空一面が灰色の雲に覆われていたので、大江川緑地の木立の中の遊歩道は、かなり薄暗くなっていて、夜走り苦手のわたしとしては、なんとも心細くなってくる。そんな中、1周目の終わり、樹々の向こうに見慣れない明るさを放つものが・・・。道を挟んで向かい側にある大きなパチンコ店の外壁を照らす灯りだった。う~ん、まだ休業要請の対象だったはずなんだけどなぁ。新幹線やJRの線路を挟んで、すぐ東側のパチンコ店は9日から営業を再開しているし、自粛なんて言ってられないってところかな。ここでもちょっと「激する」わたしだ。
そうそう、藻が大量に発生している人工池。もうほとんど水面を覆い尽くす感じになっている。
<10.6km 5:50/km 54.1kg 20.2% 平均心拍数122 体年齢40>
藻の画像のお口直し(?)に、最後はアルストロメリアのつぼみの画像を・・・