2020.07.13 Go To
国土交通省観光庁が主管する「Go To キャンペーン」の評判がすこぶるよろしくない。夏の4連休に間に合わせようと、7月22日から開始することにしたのだが、準備が間に合わず、とりあえずトラベル事業だけを前倒しで行うことにしたというのも、その不評の要因の一つだけど、それより何より、首都圏で市中感染が進んでいるとみられるのに、コロナウィルスを全国に拡散することになりそうな施策を、1兆7000億円もの巨額の予算を注ぎ込んで行なうのっておかしくないかというのが、SNSでよく見られる論調だ。
なっちゃん(次男の嫁)は、奄美大島出身なのだが、4月に埼玉からの観光客をガイドした男性と同居している女性の2人が感染したことがあって、「島に来ないで」という空気が、今も色濃いそうだ。なっちゃんも、この夏の里帰りを取りやめている。
おとといときょう、名古屋で陽性が確認された人は、東京に出張に行った人だったり、東京の実家に里帰りした人だったり、東京から仕事できていた人だったりで、東京から名古屋にウィルスを持ち込んだかたちになっている。「正しく恐れなさい」とはいうものの、人の行き来が多くなれば、必然的に感染拡大の危険度が高くなるのは自明のこと。西村経済再生担当大臣は「注意しながら進めていかなければならない」と語っているが、具体的に何をどう注意するのかは明確じゃなかったりする。
アメリカからの最新鋭ステルス戦闘機F35の購入費は2兆4600億円だそうだ。「Go To キャンペーン」を合わせれば、どれだけ休業補償だったり、医療従事者や保育関係者への支援に使えることか・・・。それに「Go To キャンペーン」より、消費税の減税のほうが、広く国民全体が恩恵を受けられるよなぁ。アベノマスクといい、この国はホントお金の使い方がおかしい。
じつは「Go To キャンペーン」が発表になる前に、8月下旬に2泊3日のパックツアー申し込んでいた。ポツポツとツアー企画が発表になりはじめたものの中に、たまたま妻が行きたがっていた観光地が含まれているものがあったので申し込んだものだ。発表から2日で満席になっているから、需要はあるってことだよね。
いきものがかりのツアー中止の返金もあったし、そろそろいいだろうと思っていたけれど、「Go To キャンペーン」への非難の声の大きさと、「観光では来ないで」という空気があるということで、正直、今悩んでいるところだったりする。だって、「Go To キャンペーン」にのせられたわけじゃないのに、せっかく観光に行っても、歓迎されず、下手をすると石でもぶつけられそうな雰囲気だったりしたらイヤだからねぇ。とりあえず、キャンセル期限ギリギリまで待とうと思っている。
きょうは、8時25分スタートで走ってきた。予報より雨の降り出しが早かったのだ誤算だったけど、8時を過ぎ一旦雨が上がったようだったので走り出したのだが、すぐに、歩いているときだったら傘を広げるだろうなという程度の降り方になった。走り出してしまったので、この際、雨雲レーダーの予測を信じていくことに。幸いにして、それ以上の降り方にはならなかったので、緑地内を2周して帰ってきた。さすがに3周目に突入する勇気(?)はなかったなぁ。正解だったけど。
<10.6km 5:55/km 53.1kg 18.4% 平均心拍数127 体年齢37>
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