2020.07.16 打つ手がない
梅雨の晴れ間のきょう。大府の星名池にハスを見にいってきた。ずっと毎年楽しみに通っているのだが、去年は惨憺たる状況だった。去年は、木曽三川のほうの蓮池でも全滅したところがあって、そこでも枯れてしまったり、花が全然咲かなかったりしたことの原因がわからないと言っていた記憶がある。
ことしは、キレイに咲いていたけれど、それでも池の半分くらいかな。まだまだ始めて見たときの感動的な情景にはほど遠い。でも、ここまで回復させるのには、相当の手入れが行われていたんだろうな。キレイな花を見せてもらえたことに感謝です。
ただ、もう実をつけているものが多くなっているので、見にいこうと思っている方はお早めにどうぞ。
午前中を、そのハス池の鑑賞と、食品スーパーでの買い物に使ったので、走ったのは、陽射しの強さが収まりかけた15時10分から。久しぶりの午後の緑地は、ランナーもウォーキングの人も少なく、長閑な雰囲気だったな。緑地の入り口までは、陽射しを遮るものがなかったので、ちょっと暑いなって感じていたんだけど、緑地に入って、木立を縫う遊歩道に入れば、明らかに体感温度が変わる。きょうのは、梅雨前線が南に下って、北からの乾いた空気が入ってきての晴れだからね。気持ちよく緑地内を3周できたかな。
<13.7km 5:51/km 52.5kg 17.4% 平均心拍数133 体年齢36>
将棋の最年少棋士・藤井聡太七段は、きょうのヒューリック杯棋聖戦第4局で、渡辺明三冠に勝利して、棋聖のタイトルを獲得した。17歳11カ月は史上最年少のタイトル獲得だ。18時30分すぎからABEMATVの生中継を見ていた。将棋のことはさっぱりわからないのだけど、中継を見はじめた時75%対25%で優勢だった藤井聡太七段が、指していくにつれてその優勢度が上がっていって、最後、数手は、渡辺三冠のどの指し手でも、99%の優勢が変わらない状況となっていた。まさに「打つ手がない」という状況だったようだ。
すでに持ち時間を使い果たしていた渡辺三冠は、1分将棋を余儀なくされていて、最後は40秒くらい、何度も天を仰ぐような仕草を見せたあと「参りました」と頭を下げて、その瞬間、失冠が決まったのだが、その2~3手前から、万策尽きた感が伝わってきていた。どこがその勝負手だったのかはさっぱりわからないけれど、画面に映し出されていた、次に予想される手のベストではない手を打ったことが何度かあって、そのあたりの指し回しが藤井七段の強さなんだろうな。2連勝中の王位戦七番勝負も楽しみだね。
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