2020.07.09 停電
しとしと降り続く雨に走りに出られず、本を読む気分にもなれず、どんよりしたまま終わってしまいそうだった1日に、夕方になって「事件」が発生。こんなこともあるんだなぁ。
それは、ニュースを見ていた17時20分すぎに突然起きた。テレビ画面がなんの前触れもなく突然ブラックアウト。まだ部屋の灯りはつけていなかったので、すぐには気がつかなかったけれど、それは停電によって発生したことだった。ブレーカーが落ちたわけではないことを確認、その頃、道路を挟んだ向かいの家の人が、外に出てきたようなので、どうやらうちだけの停電ではなさそうだということに気づく。うちも様子を見に外に出てみようかと思いはじめたところで、やはりなんの前触れもなく復旧した。その間3~4分だったかな。
雷が鳴っていたわけでもないし、なんだったんだろうねって話ながら、再びニュースを見ていた17時35分頃、ふたたびテレビ画面がブラックアウト。えっ、まただよ・・・とベランダ越しに外を見ていたのだが、こんどは1分くらいですぐに復旧。すぐに戻ったのはよかったけれど、続けて停電ってなんか気持ちが悪いというか、不安になるよね。
そして、17時55分、3度めの停電。パトライトを点滅させた中電のクルマがうちの前の道を行ったり来たりしはじめた。5分ほど経っても一向に復旧する気配はなく。表の道路にも、裏の道路にも、ご近所さんが不安そうに出てきている。パトカーのサイレンも聴こえてきた。ご近所さんとの情報共有(井戸端会議)に妻が出ていった。その間に、懐中電灯を準備しておく。
戻ってきた妻によれば、うちの前の道を東に100mほど行ったところと、その少し南の信号と、西に行ったところの点滅信号が消えていて、おまわりさんが交通整理に来ているという。少なくともそれらに囲まれたところは停電しているようだとのこと。そして、西の点滅信号のすぐ横のっ電柱に作業員の人が登っているということだった。
20分ほど経っても復旧せず、こんどはわたしが情報収集に外に出てみたところ、点滅信号の近くの電柱の作業は終わったようで、はしごを片づけるところだった。でも、東の信号はあいかわらず消えたままで、おまわりさんの手信号での交通整理がつづいていた。その交差点に近くの喫茶店のオーナーさんの姿を見つけたので、話をしに寄っていくと、交差点から少し離れたところに停めた中電のクルマの横で、図面のようなものを手にした作業員が話をしているのが見えた。
ほどなく、信号に灯りが戻り、ご近所にも灯りが戻った。電柱に上って作業をしていたわけではないので、何がどうなったかはさっぱりわからないが、とりあえずうちのあたりは復旧したようだ。中電のクルマは、さっさと移動していった。300mほど先でクルマを停めていたから、別の場所で確認作業をするのかな。それにじても、交差点で交通整理をしていたおまわりさんには一言もなし。野次馬のようなわたしたちに、状況説明をしてくれとは言わないが、おまわりさんには、あいさつがあって然るべきじゃないのかなぁ。
ちょうど復旧した18時25分に、停電情報のプッシュメールが届いていた。それを受けて中電パワーグリッドのサイトの停電情報を見にいったところ、停電の発生は17時55分で、2120戸で停電が発生したということだった。次男のマンションの町名もあったので、LINEをしてみたが、なんともないということだった。原因は調査中としか書かれていない。いずれ、ちゃんとした調査結果を載せてくれるとは思うけれど、なんか不安だよね。
20時すぎになって、19時36分に復旧したというプッシュメールが届いた。これって、うちが復旧してからも、さらに1時間以上停電したままだったところがあったってことなのかな。わが家では、夕食のお米が炊けなくて、冷食のパスタを食べたんだけど、それすら19時半過ぎまでできなかったというところがあったんだよね。「VS嵐」を見ることも録画することもできなかったわけだし、さすがにこの時間となれば部屋の中は真っ暗だっただろうし、これはちゃんと説明してもらわないといけないよな。
テレビが使えなくても、スマホ経由で情報にはアクセスできる(いずれ充電が必要になる)けれど、今のわたしたちには、電気のない生活ってホント考えられないよね。
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