2020.09.16 きんぴらごぼう
きょう国会では総理大臣指名選挙が行われ、菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に指名された。衆議院での投票で、NHKから国民を守る党の丸山穂高議員が小泉進次郎氏に1票を投じていたのには笑ったな。総理大臣に指名されたのを受け、組閣が行なわれ、加藤勝信官房長官が記者会見して菅内閣の閣僚名簿を発表したのだが、この顔ぶれについては、きのうのうちにすべて決まって(内定して)いて、総理大臣指名後の組閣本部の設置って、前例を踏襲しただけの形式的なものだったし、そもそもサプライズがひとつもなく、じつに面白みのない展開だったなぁ。
無派閥で、世襲でもない総理の誕生は異例のことだっただけに、前例にこだわらない斬新なものが登場したら面白いのになぁと思っていたけれど、結果は地味で新味のない内閣になっちゃったなぁ。そもそも自民党政権には期待はしていないので、あぁ、やっぱりなっていうだけだけど。日本テレビの小栗政治部長は、この内閣を「きんぴらごぼう内閣」と名付けていた。曰く、「一つ一つの素材はよく噛めば美味しくて、栄養バランスとか派閥のバランスとかもよくて、食べればカラダにもいいのかもしれないのですが、如何せん新味に欠ける。お弁当箱の蓋を開けて『うわぁ~』という歓声があがるわけではない一品」ということからだそうだ。
自民党総裁選挙を戦った岸田派、石破派からも1人ずつ内閣入りしているし、時間がなくていわゆる「身体検査」もできなかっただろうから、とにかく手堅く安全にいったんだろうね。それは党役員人事にはもっと明確に現れていたしね。ラ・サール石井が名付けた「ムード歌謡一筋50年。菅義偉とフォーハバーツ。」も言い得て妙だったね。それにしても党役員の平均年齢71.4歳だもんなぁ。うちの学区の敬老会(寿会)の役員さんより年上なんじゃないかな・・・。
なにはともあれ、コロナウィルス対策、経済の立て直しなど、喫緊の課題は山積しているので、地味だろうが、新味がなかろうが、とにかくちゃんと仕事をしてもらわないとね。
きょうのラン。歳をとって疲れは翌日ではなく翌々日にでる(涙)ので、きょうは脚が重いことは覚悟していた。案の定、きのうの走りの疲れも加わって、「棒のよう」とまでは言わないが、軽やかでないことはたしか。なので、無理せず緑地内2周の10.6kmにしておいた。でも、たとえペースを抑えても、キチンと走ろうということと、きのうに続いてアンダーパスなどの上りはしっかり走ろうというのは意識したつもり。お天気はゆっくり下り坂のようだけど、あしたの朝は走れそうだ。どんな脚の状態になっているだろうね。
<10.6km 5:58/km 53.8kg 17.7% 平均心拍数125 体年齢38>
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