2020.09.26 新しい様式
わたしは9年在宅勤務を続けて、そのまま定年退職して年金生活者になったので、コロナ禍であたらしい生活様式を求められるといっても、それほど大きな変化じゃないけれど、世の大多数の人たちはいろいろな場面で大きな変化を体験しているのだろうと思う。そんなわたしも、きょうはたまたま2つの新様式を体験している。来年、これが新様式として踏襲されるかどうかはわからないけれど、なんとも窮屈というか、楽しみに欠ける気はするなぁ。
きょうは孫の通う幼児園の運動会だった。運動会そのものを中止するところが多い中で、無事開催されたのは孫にとってよかったなとは思うのだが、去年までとはまったく別のものになってしまったというのが現実。密を避けるために、各学年ごとにギュッとまとめるかたちとなっていて、うちの下の孫は年少さんなので、9時30分集合で、親子で準備体操、こどもたちだけの演技、そしてかけっこと集中的に行なって、10時20分には終了というスケジュールになっていた。兄弟で通っていれば、2枠参加しなくてはいけないけれど、うちの孫の場合は1時間弱で終了ということになる。
そのために、0歳児から3歳児までは参加しないことになったし、卒園児のかけっこも、おじいちゃんおばあちゃんの玉入れなどもなくなり、観覧(参加)できるのも、父母だけになり、例年、お昼の休憩時間に、じ~じ、ば~ばも一緒に家族でお弁当をひろげるということができなくなってしまった。開場の2時間も前から行列をつくって場所取りをするというのがなくなったのはよかったけれど、運動会の楽しみがずいぶん減った感じはするなぁ。ということで、卒園児(小1)の上の孫をうちで預かり、わたしは、下の孫と次男、なっちゃん(次男の嫁)を会場の体育館まで送り迎えさせていただいただけ。あとでビデオや画像は見せてもらったけど、やっぱりねぇ。
お昼からは、民生委員のおしごと。うちの学区では、毎年11月3日に、ひとり暮らしのお年寄りの方を集めて、昼食会を開いている。地域のコミュニティセンターに来ていただいて、まずはお抹茶でご接待し、ちょっとしたアトラクションを行なった後に、委員の女性陣手づくりの昼食を食べていただき、食後のコーヒー、お楽しみ抽選会というのがその流れだった。年々人気になっていて、昨年はお年寄りの方だけで70人規模となり、正直かなり「密」な集まりではあったのだが、コロナ禍のもと、行政からの指導で、高齢者の方にコミュニティセンターに集まってもらうということがまずダメで、業者ではなく委員の手づくりということもダメということになってしまった。
代替案として企画したのが「お散歩会」。コミュニティセンターまで歩いてきてもらって、ゴールしたらお弁当(業者さんにお願いしたもの)をお渡ししておしまいというイベントだ。こちらの気持ちとしては、歩いてきてもらったので、コミュニティセンターの中に入ってもらって、お茶の1杯もお出しして休憩していってもらいたいところなのだが、行政の指導ではそれもダメなのだそうだ。来ていただいた方にお弁当をお渡しするのに、検温、消毒、ソーシャルディスタンスを保った列をつくってもらうこと、手渡しするこちら側は、マスクをした上に、フェイスシールドをしなくちゃいけないし、ビニール手袋をして・・・とかなんとか。わかるんだよ。たしかにそうなんだよね。でもねぇ。
きょうはその段取りの打ち合わせと、お渡しするお弁当の試食会。ふつうにセッティングすれば4、50人は入れる部屋で、机も椅子も大きく間隔をとっての20人の打ち合わせ。そして、お弁当の試食は、マスクを外すからということで、同じくらい大きさの部屋をもうひとつ借りて、1部屋10人とし、しかも全員壁のほうを向いて座り、おしゃべりをしないようにした。要はみんなに背を向けて黙々と食べたということなんだけど、これも行政の指導なんだよね。わかるんだよ。たしかにそうなんだよね。でもねぇ。
なんとか諸々まとまって11月3日に「お散歩会」が開催できそう。なんとかお天気よくしたいなぁ。あ、雨天の時のプランも立ててあるけどね。
青空が戻ってきた15時30分すぎに走りにでる。土曜日の午後に大江川緑地を走るのってほんと久しぶり。思っていたよりランナーは少なかったけど、平日の午前中よりはレベル高めだったな。わたしはというと、午後というのにからだが重く、緑地内2周目からはちょっと持ち直したものの、ちょっと消化不良気味。きのう休足日だったのになぁ・・・
<10.6km 5:48/km 53.1kg 18.3% 平均心拍数133 体年齢37>
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