2021.01.06 こわい
東京1591人、愛知364人、岐阜102人、三重33人、全国で6000人超。正直な感想を述べれば、最多の更新に慣れっこになってしまっていてそれほど大きな衝撃を感じていない。ここでは初めて明かすけれど「濃厚接触者」となって、約3週間にわたり健康経過観察を行ってきた者としては、もうすでに市中の至るところにコロナウィルスが蔓延していると思われる状況なのに、無症状の人が多いせいで危機感がまったく感じられないのがこわい。
あす首都圏に緊急事態宣言が発出されるけれど、休業要請はせず、時短がメインで、あとは夜20時以降の不要不急の外出を自粛するようにという内容なので、発出される前から実効性がないと報道されてしまっている。そもそも、テレビでは中身がスカスカのバラエティ番組が延々と放送されているし、ニュース番組でも、春の緊急事態宣言発出のときとは、報道される時間も量も圧倒的に少なくて、ここでも危機感は感じられない。
あしたの記者会見で菅総理が緊急事態宣言の重みをどう語るかわからないけれど、語彙力が乏しく、かつ表現力も乏しいわが国のリーダー殿なので、どれだけ国民に「今ここでストップさせなくちゃ」って気持ちにさせられるだろうね。そして、何より問題なのは、緊急事態だということを、新聞もテレビもラジオもインターネットのニュースサイトも見聞きしない人たちにキチンと知らしめるかだよなぁ。
あと、またまた自粛警察が発動して、市井の人々の暮らしを分断するような行為におよぶ人間がでてくることもこわい。強力なロックダウンが行なわれているイギリスでも、1日に1回の運動で外出することは認められている(ジムは休業、テニスコートなどは閉鎖)けれど、春の緊急事態宣言のとき、マイコースの緑地を走る(緑地までの公道を走る時)ことに冷たい視線を感じたものだ。あしたからは、緑地の中での周回中もバフを外さないほうがいいかも。
自民党と立憲民主党の国対委員長の会談で、緊急事態宣言下の会食など国会議員の行動についてルールづくりが必要だとの認識で一致したそうだ。その後、「人数は4人以下、午後8時以降は控えるよう、衆参両院でそれぞれ申し合わせる。」と決まったらしい。そんなこと、申し合わせるまでもなく、小学生だってふつうに考えればわかることじゃないのかな。議員先生各位は、われわれ「上級国民」は関係ないとでもいいいたいのかな。
緊急事態宣言について国会に報告することについて、菅総理大臣が行うべきだと野党側が要望したのに、与党側はこれを拒否し、国会への報告は西村大臣が行うことになったそうだ。国民向けの記者会見はするようだけど、どうやらこの国のリーダーは責任を取るつもりはないらしい。なんどもここに書いてきたけど、この国は国民に寄り添ってはくれないのだから、じぶんの身はじぶんで守らないとね。
けさ起きだした6時30分は、空が一面雲に覆われていて薄暗い朝だった。それもあってか、どうも気力が充実していないというか、体調がイマイチというか・・・。きょうは休足日にするかなってちょっと考えたけど、ウルトラマラソンのような感じで、景色を楽しみながらゆったり走ればいいやといつもどおり朝ランスタート。緑地に着く頃にはすっかり青空がひろがって、寒くもなく気持ちのよいラン日和に。それでも、最後まで心拍数を上げずゆったりと「楽しく」走ってきた。やっぱり、走るのはいいよね。
<13.7km 6:05/km 53.6kg 19.6% 平均心拍数123 体年齢39>
夕焼けはキレイだったけど、あしたから土曜日にかけては寒くなるんだよねぇ。名古屋は雪が積もることはないようだけど、ことしはこわいくらい寒波が押し寄せてくるよね。
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