2021.02.01 恩師
けさの中日新聞朝刊のスポーツ面、きのうの大阪国際女子マラソンで、大会記録を更新した優勝にも関わらず、日本記録を出せなかったことを「今の自分の力がなかった」と語った一山麻緒選手を、昨年末に体調を崩したところから「よくこれだけ走れるまでになった」と恩師がねぎらったという記事が掲載されていた。読み終えて、恩師という言葉の使い方にもやもやとした違和感を感じたわたし。
記事の文脈から読み取るに、このねぎらいの言葉をかけた恩師というのは、現在指導している永山監督のようだからだ。何故もやもやした気持ちになっているかを確認するために、手元にあった辞書をひいてみると、恩師とは「教えを受け、世話になった先生」とあった。過去のこととして使われる言葉だというわたしの認識に誤りはなく、今教えを受けている師を表す言葉ではないということになる。
でも、記事にする前に校閲記者がチェックしているはずの新聞が堂々と使っているからなぁ・・・と気になったので、いろいろ調べてみたら、「師に対する敬称」という説明をしている辞書もあるようだった。どうも、先生というだけでは足りないくらい尊敬しているような場合には、あえて過去の師でない場合でも使うこともあるらしい。中日新聞は、時代とともに変わっていく言葉の揺らぎとして認めたということなんだろうな。ちなみに、以前に読んだ毎日新聞の新聞で使う言葉についてのコラムでは、現在の師を恩師と表現することはないって言っていた気がする。言葉は生きていると言うけれど、この歳になってもまだまだ覚えることは多いんだなぁ。
2月スタートのきょうも、いつもどおり8時10分スタートでマイコースの大江川緑地へ。走り出したときの気温が1℃くらいで、ちょっと冷え込んでいたけれど、走るにはちょうどいい感じ。でも、きょうは平日の朝としてもランナーさんの数が少なめだったな。きょうも緑地内を3周。今月は何周走れるかなぁ。
<13.7km 5:50/km 54.0kg 19.7% 平均心拍数132 体年齢39 36.6℃>
午後は、上の孫が小学校から帰ってくる時間にあわせてマンションで迎えてあげるという「おしごと」。きょうリビングに入っていったら、テレビの前にウルトラマンと怪獣たちがキレイに並んでいた(なんかまた新しいのがあるぞ)。下の孫が朝、幼稚園に行く前に並べていったみたいだ。けさはごきげんだったんだろうな。
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