2021.03.02 作家
きょう発表となった吉川英治文学新人賞を「NEWS」の加藤シゲアキが「オルタネート」で受賞した。加藤シゲアキの「オルタネート」は直木賞にノミネートされた(受賞できなかったけど)り、本屋大賞にもノミネートされているから、単にアイドルが書いたからということでもてはやされているわけではないんだろうな。でも、今回の吉川英治文学新人賞は、武田綾乃の「愛されなくても別に」も同時に受賞しているのに、ネットニュースの見出しは完全に加藤シゲアキだけだ。なんか、ジャニーズだから、アイドルだから、下駄を履かせてもらっている感は否めないよな。
わたしは、どちらも読んでいないのだが、加藤シゲアキが過大に評価されているんじゃないかが気になるところ。出版業界も厳しいようなので、賞レースをマスコミに採り上げてもらって販促につなげようとしているんだろうな。先日の直木賞のようにノミネート止まりならまだよいとして、本賞受賞となるとねぇ・・・。今回、芦沢央もノミネートされてたしなぁ。でも「オルタネート」が、ホントにそれにふさわしい作品だったらごめんなさいだけど。
医師をしながら驚異的なペースで本を上梓している知念実希人は、Twitterで武田綾乃にだけ引用リツイートで「おめでとう」とつぶやいていたな。
その知念実希人は、保管用の冷凍庫の故障で、ワクチン1000回分が使用不可になった件に、「ああー、もったいない…… けど、こういうことは十分にあり得ることです。個人に責任を押し付けたりせず、今後、このようなことが起こらないようなシステムを構築することができれば、この使用不能になったワクチンも無駄ではなかったことになります。」とツイートしていた。そう、これができていなかったのがみずほ銀行のATM障害なんだよなぁ。
河野太郎 新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣は、積極的にフロントにでてきて情報を発信すべくがんばっているけれど、如何せん、ワクチンの供給を受けるためには、ただただ頭を下げてお願いをするしかない極めて弱い立場でしかない状況では、その辣腕ぶりを発揮できていないね。2回接種が正しい用法にも関わらず、効果がそこそこ期待できるのであれば、1回にしてしまえなんていう乱暴な意見も自民党内から出ているようだし、ジョンソンアンドジョンソンのワクチンも承認申請があれば、特例承認も辞さないという声もあって、なりふり構わずって感じがとても怖いなぁ。
この分だと、わたしたち高齢者への接種がはじまるのはGW明けくらいかな。夏までに2回が終えられたらいいほうってところかも。国民全体への接種が完了するのには年内いっぱいかかるって感じじゃないかなぁ。けっして緩みすぎず、粛々とできる範囲の感染防止対策をしながら、なんとかそこまでもちこたえるしかないんだろうな。
« 2021.03.01 きょうから3月 | トップページ | 2021.03.03 おもちゃ »
コメント