2021.04.16 珍事
きのうの予報より早く雨雲がやってきた。きょうは雨が降ったり止んだりする中での朝ラン。本降りにならなかったのが幸い。きょうも、心拍数を上げず、ウルトラマラソン的なゆったりとした走り。このまま速く走れなくなったらどうしよう・・・とは思わないことにした。木漏れ日がキレイな晴れた日の若緑がこの時期のお気に入りだけど、こぬか雨のもとでの若緑もまた、しっとり落ち着いていてわるくない。きょうは、緑地内を3周する間、1人のランナーさんとも出会わなかった。もともとランナーさんは少ない緑地だけど、まったく誰とも会わないっていうのは珍事だ。
<13.7km 6:08/km 53.6kg 19.1% 平均心拍数124 36.6℃>
不謹慎な言い方だけど、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐっての中国、韓国との言い争いがおもしろい。
麻生財務大臣は、13日の閣議後の会見で「あの水を飲んでも何ということはない」と希釈した処理水の安全性について発言したのだが、それに対して、中国外務省の報道官は「飲んでから言ってもらいたい」と批判していた。さらには「太平洋は日本の下水道ではない」とも言っている。
きょうの閣議後の会見で麻生財務大臣は、「WHOの基準の7分の1まで希釈してある。そこが一番肝心。飲めるんじゃないですか。ふつうの話なんじゃない」と語り、その後、衆議院の財務金融委員会では、「じゃあ太平洋はあんたらの下水道か、みんなの海なんじゃないか」とも述べている。中国もトリチウムを海洋放出しているのは事実なんだから、これは根拠のない言いがかりじゃない。
この海洋放出については思うところはあって、政府の決定をそのまま支持するつもりはないが、中国や韓国に対しては、言いたいことを言えない(言わない)という弱腰外交だったので、ちゃんと言い返したことはいいんじゃないかな。というか、「もっとやれぇ!」ってバトルを煽りたい気分だ(笑)。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏(この人、好きじゃないけど)は、きのうBSのニュース番組で、「韓国と中国が日本と比べてどれほど悪い基準で(トリチウムを)出しているのか。まずご自分たちで自覚なさってね。韓国の6分の1、中国の半分くらいに低い。文句を言われる筋合いは全くない。まず、ご自分たちの足元をご覧あそばせ」と一刀両断したという。
さらには、中国による南シナ海の島の占拠について根拠が認められていないことを採り上げ、「司法的解決を持ち込むのであれば、自国に下された司法判断を先にまず守りなさい。従いなさい」と言い切ったそうだ。これはなかなか痛快だなぁ。
ただ、この原発処理水に含まれているのはトリチウムだけではないはずで、そこをぼかしたまま、海外でも「トリチウム水」の放出は行われているから問題ないんだという政府の主張は不正確のような気がするんだけどな。
菅総理が訪米している。日本時間あす未明にバイデン大統領との首脳会談が行われるのだが、ここでもへりくだりすぎることなく、堂々と言うべきことは言ってほしいものだけど、だいじょうぶかなぁ。
阪神タイガース、藤浪が自らホームランで叩き出した2点を守りきって6連勝。広島戦から3試合連続の完封リレーだ。投打ともにこのまま突っ走れるとは思ってないけど、春の珍事(椿事)とは言わせないぞ。
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