2021.07.25 ホントにイヤ
なんだかんだ言って、きょうも見ちゃいました、東京オリンピック。アスリートの真剣勝負は、無条件で素晴らしい。その意味では、決勝通過ラインを読み間違えて、最後流してしまって決勝進出を逃したきのうの瀬戸大也選手は情けなかったなぁ。油断なのか驕りなのかわからないけど。そしてめっちゃイヤだったのが、きのう金メダルを獲得した柔道の高藤直寿選手に菅総理が電話で祝福したというニュース。映像を見ると、菅総理も高藤選手も固定電話で通話してたから、携帯電話の番号を知っている間柄じゃない(そもそも面識がないだろうな)のは丸わかりだし、会話も噛み合ってないし、とにかく、支持率アップ、好感度アップのための「政治的利用」そのものだよね。こういうのホントにイヤ。
きょう、リアルタイムでテレビで観た鳥肌モノは、まず、卓球混合ダブルス準々決勝。 水谷隼・伊藤美誠組の7度のマッチポイントをしのいでの大逆転勝利だったのだが、当の本人たちはもちろん最後まであきらめていなかっただろうけど、正直、テレビの前のわたしは最終第7ゲームの途中にはあきらめていたんだよね。いやぁ、すごかった。
そして午後は、ソフトボールのカナダ戦のサヨナラ勝ち。先発して6回無失点のエース・上野由岐子投手もさすがだけど、7回8回を6者連続三振でカナダを抑えたリリーフの後藤希友投手は、ホントに鳥肌モノのピッチングだった。8回はタイブレーク(ノーアウト2塁からはじまる)でのマウンドだったけど、およそ点を取られる気がしなかったな。彼女、名古屋市出身なんだよね。なんの関係もないけど、ちょっと誇らしいな。これで、日本チームは、銀メダル以上が確定。あすのアメリカ戦にも勝って全勝で決勝戦に臨んでほしいなぁ。
そして、なんといってもきょう最大の鳥肌モノは、柔道の阿部一二三、阿部詩兄妹の史上初の同日優勝だな。ふたりとも相手にしっかり研究されていて、なかなか思うように戦えなかった中で、ワンチャンスをものにしての勝ち上がりだったからね。テレビの実況の「やっぱり、お兄ちゃんも強かった!」もよかったなぁ。この兄妹にも、あすにはきっと好感度アップ狙いの菅総理からの祝福の電話がかかるんだろうなぁ。あぁ、イヤだイヤだ。
リアルタイムでは観られなくて、あとから実況の動画をネットで探して観たのが、競泳女子400m個人メドレーの大橋悠依選手の金メダル。アメリカでのテレビ放映の関係で、夜に予選、翌日朝に決勝という変則スケジュールなので、好タイムが狙いにくいという状況をうまく読み切った泳ぎだったということかな。
もうひとつ決勝の動画を探したのが、スケートボード男子ストリートで金メダルを獲った堀米雄斗の大技。体を後ろ向きに270℃回転したあと、ボードの先端を使ってレールを滑る大技とか、「うわぁ、すげぇ」としかいいようがない。あとからインタビューで言っていたんだけど、2番目に得点の良かった技は、まだ大会では出したことがない技で、決勝の5分前に練習を始めたんだとか。こういうところとかも、あたらしいね。
あと、このスケートボードの中継の解説もよかったなぁ、プロスケートボーダーの瀬尻稜って人らしいんだけど、「そっすねー、もう完璧っすね!」「これは鬼やばいっすね~」「こんな技できるのコイツぐらいなんじゃないっすかね」「ビッタビタにはめてましたね」といった感じで、飾らないフランクな感じがホントやばかったッス(笑)。あしたの女子のストリートでも解説するらしいっすよ。菅総理が、この堀米選手に祝福の電話をかけたら「鬼やばい」(笑)んだけどなぁ・・・。
けさは6時起床。このところでは目覚めの体調がよかったほうかな。走り出しは7時25分。もう28℃近くまで気温が上がっていたので、きょうも心拍数を抑えることを意識した走りに終始。それでも、きのうよりトータルで1分速かった。
<13.7km 6:12/km 52.1kg 15.6% 平均心拍数134 36.3℃>
なっちゃん(次男の嫁)37週目突入で組んでいた臨戦態勢だったが、なんとか1週間乗り切って、あすから38週目に入る。4連休のうち3日間は次男が休みだったので、わたしにはさほど負荷はかからなかったけど、あすからのウィークデーは、下の孫の幼児園への送り迎えもあるし、ふたたび、じ~じも臨戦態勢にどっぷりということになる。とりあえず、あすから5時起きが復活だ。
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