2021.08.23 脅し
田村厚生労働大臣と東京都の小池知事は改正感染症法に基づき、国と東京都が連名で都内すべての医療機関などに対し入院患者の受け入れや病床確保のための協力を要請することを発表した。改正感染症法には、正当な理由なく協力に応じなかった場合には勧告をおこなうことができ、それでもなお従わなかった場合は医療機関名を公表できる規定が盛り込まれているらしい。
要は、お願いだけではもう埒が明かないので、「罰則」をチラつかせて、無理矢理にでも協力させるということなのかな。小池知事は「最大の危機を乗り越えるために、国、都、医療機関が強固に連携して総力戦でたたかっていく」として、あくまで協力を求めているだけだというスタンスを示しているが、これはもう「脅し」じゃないのかなぁ。そもそも、これまでコロナ病床への転換に応じてこなかった病院って、コロナ以外の病気を診てくれているからだよね。コロナ病床を増やすということは、コロナ以外の病気で入院している、あるいは入院が必要な患者さんを見放すことになりかねないし、手術なども緊急性があるかないかを厳しく判定されることになるだろうね。
医療体制の逼迫を解消するためにコロナ病床を増床することと、新規感染者を減らすということは、ニワトリが先か卵が先かという議論に似てくるが、これまで1年半にわたって、コロナ病床を運用して、この感染症と闘ってきた病院にとっては、「これ以上どうしろ」っていうような、さらに鞭打たれるような話なんじゃないのかなぁ。
個人的には「脅し」をかけるのは、感染予防対策をとらない人間に対してだと思うんだけどな。
けさは眠りが浅く、起き抜けの気分がイマイチだった。2時過ぎに蒸し暑くて(?)目を覚まし、3時過ぎの激しい雨の音には、窓を閉めるために起きだし、4時40分にもまた目を覚ましていた。アラームは5時。目は覚ましたもののすぐには起き出せず、結局ベッドを抜け出したのは5時15分だった。それでも、きょうは孫を幼児園に送っていくという「おしごと」が待っていたので、予定どおり6時25分に朝ランにでた。
走り出してみると、やっぱりからだが重い。ここ何日かは心拍数を抑えず、ちょっとガンバって走ったのだけど、きょうは早々に追い込むのをやめた。緑地内の最終周回(3周目)が終わるちょっと前からポツポツ落ちはじめた雨が、周回を終え、マスク替わりのバフをつけて公道に走り出した途端、土砂降りに。3~4分くらいでふつうの降り方に変わったけど、道路にはあっという間に水たまりができたし、わたしは全身ずぶ濡れ。う~ん、この降り方は想定外だったな。
<13.7km 6:06/km 52.3kg 14.9% 平均心拍数128 36.2℃>
緑地では、きのうの白い曼殊沙華につづいて、きょうは赤い曼殊沙華が5輪咲いていた。この緑地の赤は、サーモンピンクに近いようなちょっと薄めの赤という種類のようで、花の大きさも華奢で、ヒガンバナっていう呼び名にはちょっとふさわしくない感じだけど、キレイはキレイだね。
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