2021.10.06 あと1ヶ月と1日
「富山マラソン」のアスリートビブス(ゼッケン)引換証と参加のご案内が届いた。あらためて考えてみると、大会まであと1ヶ月と1日だ。
おととし11月の「いびがわマラソン」以来、フルマラソンを走ることだけでなく、リアルな大会にでること自体がまるっと2年ぶりということになる。歳を重ねたことで体力、走力が衰えたのは否めないし、大会が次々と中止になっていくことでのモチベーションの低下で、ただただ走っていたに過ぎない2年間の走りの「質」の低さもあって、フル初戦は、おそらく目標にはほど遠い結果になるだろうけれど、わたしの走りのモットーである「笑顔で気持ちよくゴールする」ことだけは貫徹したいな。
けさの朝ランは、5時15分起床で6時26分スタート。3足ローテの中でいちばん重いランシューなので、速いペースにもっていくことは考えず、きのうと同様、あまり心拍数を上げずに最終周回ではサブ4ペースまで上げようという程度のプランで走り出す。後述するけれど、1周目はまったく時計を見ずに走ってしまったのだが、きのうよりちょっど遅いという程度でまとめられた。2周めは正直イマイチという感じだったが、なんとか3周目は5:25/kmくらいまでペースを上げられた。1周目、2周目に少し時間がかかったので、きのうよりトータルで1分くらい遅かった。平均心拍数を抑えられたのはよかったけれど、今はこんなもんってことなんだな。
<13.7km 5:56/km 52.5kg 14.9% 平均心拍数126 36.5℃>
きょうの緑地内の1周目、なんのきっかけだったか、ある女優さんが頭に浮かんできた。ところが伊藤・・・なんとかって感じで、名前が思い出せない。出演しているスタジオアリスのCMはきっちり思い浮かぶし、ちょっと前にでていたマクドの三角パイのCMも思い出せたし、共演していた真木よう子は名前も思い出せたのにな。とても気に入って毎週楽しみにしてたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」のナレーションの声も聞こえてくる感じだったし、お兄さんがお笑いコンビ「オズワルド」の芸人さんだということとか、母と叔母のために家を購入しようと考えているなんてエピソードまで思い浮かんだのに、どうにも下の名前がでてこない。
人の名前をど忘れするのは、今にはじまったことじゃなく、40代からちょくちょくあったことなので、認知症のはじまりということではないと思うんだけど、なんかもやもやするよね。で、たいていの場合、しばらくしてなんでもないときにふっと思い出すものなんだけど、きょうは走りながらずっと考えていて、緑地内の周回(3.1km)の1周目が終わる直前、「あっ、沙莉だ」って思い出した。なんのきっかけだったかはさっぱりわからないけれど、突然、ひらめいたんだよね。あぁ、スッキリした。
きょう真ん中の孫は、幼児園で10月から12月がお誕生月の子の写真撮影があることになっていて、11月生まれの彼もその対象だった。写真は冬服の制服(セーラー服)で撮影するので、着てくるか、持ってくるか、どちらかで登園してほしいといわれていた。朝、顔をあわせたとき、いつもの元気さがないのでどうしたのかなと思っていたら、おならびさんの送迎ポイントで先生を待っているとき、しゃがんだわたしの膝の上のちょこんと座って、ポロポロと涙をこぼしはじめた。話してくれたところでは、どうも冬服を着ていくか持っていくかで、出掛けにママとケンカしたようだ。話しているうちに気持ちは落ち着いたみたいで、元気に歩いて行ったけど、じぶんの意見が通らなかったので悔しかったんだろうな。
あとからなっちゃん(次男の嫁)が話してくれたところでは、お名前バッチの付替えとかをしなくちゃいけないから、最初から冬服を着ていきなさいというママに対し、持っていくほうがいいと言い張り、「じゃあ、じぶんでバッチを付け替えできるんだよね」というママに「できる」と答え、給食袋とか体操服とかが入っている背負う黄色いバッグに詰め込もうとして、くしゃくしゃになるから手提げの袋に入れて持っていきなさいと怒られたというひと悶着があったということだった。だから、「このバッチがじぶんでははずせない」って泣いたんだな。よく意味がわからなかったけど「だいじょうぶ、先生がやってくれるから」と言ったのは間違いじゃなかったわけだ。帰ってきたときには、写真撮影のために給食の時間が短くなってちゃんと食べられなかったって文句をいうくらい、いつもの孫に戻っていた。
きょうの名古屋の最高気温は31.2℃まであがって真夏日になった。この暑さだもん、夏服で行きたいって言った孫のほうが絶対正解だったよな。きょうは雲ひとつないキレイな夕焼け空がひろがっていた。雲が好きなわたしにはちょっと残念だけどね。で、残念といえば、こんなにキレイな夕焼け空なのに、あしたはくもりらしい。まぁ、それで少しは気温が下がるなら、残念とは言わないか。
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