2021.12.07 人件費
JR東日本は、山手線などの首都圏の主要路線で2025年から2030年ごろのワンマン運転の導入をめざすと発表した。それに向けて、運転席からホームの様子が見られるカメラを車両側面に設置したり、駅にホームドアを完備するなどの準備をはじめるということだ。さらに、山手線と京浜東北線については、自動列車運転装置(ATO)を取り入れて、将来的には運転士資格を持たない乗員だけが列車に乗り込む「ドライバレス運転」という仕組みを実現したいという。
1両とか2両とかの編成ならともかく、山手線は11両編成だし、京浜東北線は10両編成だ。これに乗務員が1人だけってどうなの? 小田急や京王で先日起きたような車内での緊急事態にも、1人で対処しなくちゃいけないわけだしね。地方のローカル線のワンマン運転とはわけが違うと思うんだけどな。
藤が丘~八草間で運行されているリニモは、無人運転だけど3両編成だ。全線、地下や高架の専用軌道を走っていて、踏切はまったくないし、全駅にホームドアが整備されているので、軌道内に人が入ることは基本ありえない。なので無人運転が可能なわけだけど、それと山手線や京浜東北線などをワンマン運転することとが同じレベルで語られるものではないんじゃないかなぁ。
固定費の削減ってどの企業にとっても経営上重要課題であることは間違いないけれど、鉄道事業者に関しては、安心・安全のためにも人件費の削減はしてほしくないよなぁ。
きょう午後は、地域支えあい事業の相談窓口2日目の開催にあたって、運用のマニュアルを持って説明に行ってきた。毎週火曜日は、学区の公民会の方3人がボランティアコーディネーターとして窓口を担当される。個人的には、曜日で、民生委員担当の日、公民会担当の日って明確に切り分けちゃうのはどうかなって思っているんだけど。まぁ、とりあえずはじめてみないとねというところ。もちろん、学区の公民会の方も、民生委員も原則ボランティアでこの事業に関わることになっている。一応、1回(3時間)相談窓口を開くと1000円の謝金がでるんだけど、3人や4人で分けたらコーヒー代にもならないよね。
収益をあげることが目的の活動ではないからということもあるけれど、こうした地味な地域貢献活動は、人件費をまったくかけることなく粛々とおこなわれている。だからといって、手を抜いたりはしていないからね。それを考えると、鉄道事業者が人件費の削減を図るためにワンマン運転やドライパレス運転を目指すというのには違和感があるよなぁ。
けさは5時30分に目を覚ましたけれど、道路が濡れているのを見てすぐさまベッドの中に。起きだしたのは、いつも走りにでる時間の6時30分だった。当然、朝ランはお休みということに。6時30分は一旦雨がやんでいるようだったけど、7時20分頃にはちょっと大きな雨音も聞こえていたので、走りにでなくて正解だった・・・ということにしておこう。
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