2022.02.12 卒FIT
きょうは、妻と「太陽光発電システム FIT終了対策セミナー」に行ってきた。わが家は2013年2月から太陽光発電システムを導入している。脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーを普及させるために、太陽光発電などの再生可能エネルギーで発電し、自家消費されなかった分の余剰電力を電力会社が一定の価格で買い取ってくれるというFIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)を利用して売電を続けてきた。
このFIT制度は10年間で、固定価格での買取が終了になることが決まっていて、わが家の場合来年1月にその期間が終了となる。それが終わったあとどうするかというのが、卒FIT問題と言われていて、ここ2年くらい前から住宅用太陽光発電を行なってきた人たちの間でいろいろ議論、検討されているものだ。
要は、結構な高値で買い取ってもらっていたものが、一気に買取価格が下がってしまうということ問題視されているということなのだ。ぶっちゃけ、わが家の場合、1kwh42円だった買取価格が7円になる。ここまでの9年で初期投資はすべて回収できていて、ここ1年半ほどは売電が収入になっているのだが、それもこの高い固定買取価格のおかげだったわけで、7円になってしまっては月々の電気料金を賄うのもむつかしくなってきそうだ。
ならば、どうするのかということなのだが、少しでも買取価格の高い売電先を選ぶ(10円くらいのところもある)という方法と、蓄電池を導入して電気の完全自給自足をめざす方法の主に2つの方法が考えられる。きょうのセミナーは、住宅メーカーが開いているものだから、当然のことながら蓄電池の導入を強力に推してくる。年金生活者の老夫婦の住まいだから、どこまで投資してよいものかという経済的なデメリットがある。一方で、蓄電池導入には、地震や台風などの自然災害で停電に見舞われたときに非常用電源として使えるというメリットもある。そのあたりをどう天秤にかけていくかだなぁ。少なくとも、住宅メーカーさんの示す数字のマジックに惑わされることのないようにしなくちゃ。
妻は自然災害時の非常用電源の確保ということから蓄電池導入にちょっと前のめりってかんじかな。今の住まいを建てる時も、地震に強い家ということが、住宅メーカー決定の決め手になったという経緯もあるからね。
セミナーは、ノリタケの森に昨年建ったBIZrium名古屋の会議室で行なわれた。セミナーが終わったのが12時過ぎだったので、おとなりのイオンモール Nagoya Noritake Gardenでお昼をすませることに。それほど人が入っているという感じはなかったのだが、有名店、人気店はお店の外に行列ができていて、空席が目立つお店との対比が気の毒なくらいハッキリしていた。
列に並ぶのは好きじゃないけど、ガラガラのお店を選ぶというのもね・・・ということで、フードコートに行ってみた。リーズナブルかつ味の予想がたつ寿がきやっていうのも考えたけど、1杯に10種類以上の野菜を使用しているタンメンの「べじたん」にしてみた。
選んだのは、とりわけ野菜の多い「野菜もりもりらー麺」とミニマーボ丼のセット。野菜はほんとにたっぷりだったけど、もやしが多めだったかな(笑)。スープも野菜をたっぷり使ったベジスープということだったけど、こちらは正直イマイチだったな。味変用に旨辛味噌、生姜、ニンニクが置いてあったので、それを使えばよかったかな。マーボ丼はもっとハズレ。安定の名古屋の味「寿がきや」にすればよかったなぁ。
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