20220.06.06 年金が減る
今年度の「国民年金・厚生年金保険 年金額改定通知書」が届いた。値上げラッシュで物価が急速に上がっているというのに、年金額は昨年度より減額になっている。贅沢などしようとは思っていないが、ふつうの生活を維持することすら厳しくなってくるようだ。
湊かなえの「未来」の読書メーターへの投稿をFBにもマルチポストしたけれど、そこも書いたとおり、今の日本は、社会格差が顕著になっている気がする。富めるものはますますその富を増やし続けているし、下層にある人たちは、負のスパイラルに陥って、そこから這いあがることができない。国民の多数を占める「中間層」は、減額される年金や、上がらない給与に不満を抱きつつも、高望みさえしなければ、なんとか平穏な日々を送れるからと、声を上げるようなことはせず、枠組みからはみ出さないように生きていこうとしている。
先日、新聞に防衛費倍増に必要な「5兆円」あれば、何ができるかという記事が載っていた。5兆円あれば、4051万人の年金受給権者全員に対し、月1万円、年12万円を上乗せして支給することができるという。また、消費税の税率を10%から8%へと引き下げる2%分の財源になりうる計算だという。さらに、医療に使った場合、医療費の自己負担をほぼゼロにできるそうだ。
他にも、大学授業料の無償化と、児童手当を高校3年まで延長すること、小・中学校の給食無償化の3つを行なっても3兆円台で実現できるのだそうだ。
安倍元総理を筆頭に、自民党のタカ派の勢いが増してきていて、この国の行末にいささか不安を覚えている。そして、あいかわらず自民党だったり、岸田内閣の支持率が高いのも、ちょっと危うい気がする。まぁ、もっとも、こちらは消去法というか、他に支持に値する選択肢がないということなんだけど。だからといって、来月の参院選で、投票に出かけずにいると、自民党に無言の信任票を入れたのとおなじことになるっていうのを、こころに留めておいてほしいな。そう、みんなで「選挙に行こう!」
きょうは朝から雨。幼児園年長さんのまんなかの孫のお迎えを頼まれていたので、一旦雨が上がった午後も走りにでることができなかった。きのうも書いたけれど、ここにきてジタバタしてもどうしようもないので、焦ってはいないけれど、気持ちよく汗がかけないのがつまらない。あしたこそ走れるかな。
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