2022.08.26 全数把握
けさの体温36.5℃、喉の痛みはなく、きょうは寝坊することなく元気に自宅療養4日目がスタートした。
きょうは、基本的に読書の日。ここ2冊ほど、読後感がおだやかなものがつづいたので、きょうは結構ヘビーなテーマのミステリーを選択。それほど暑くない過ごしやすい夏の終わりの午後には、ふさわしくない選択だったかもなぁ・・・。
感染者の「全数把握」を見直そうという動きがなんとなく迷走している感じ。発生届を「HER-SYS」に入力したり確認したりという作業が、医療機関や保健所に大きな負担となっているので、発生届の対象を高齢者や重症化リスクの高い人に限定しようというということになったのだが、これって、医師会とかからの声に応えたものでしかないように思えてならない。
医療機関や保健所の業務が逼迫することが及ぼす影響はおおきいものがあると思うのだけど、陽性となった人に対するケアが手薄になるということについてはどう考えているんだろう。HER-SYSに入力しないということは、配食サービスを受けることもできないし、療養証明書を発行することもできなくなるってことだよね。自宅療養の途中から症状が悪化したりしたときはどうするんだろう。コロナウィルス感染症を五類相当に引き下げる議論が進まないままに、現場では、それに近いことが既成事実となっていくわけで、なんか国民に寄り添っていない感じがしてしかたない。
わたしは、配食サービスも受けられたし、療養証明書もwebで即日発行されるから、医療保険の入院給付金も受け取れるはずなので、ほんと助けられたんだよね。陽性となって仕事は休まなくちゃいけないわ、何ら行政からのサービスは受けられないわ、ではたまったもんじゃない・・・って思うんだけどね。
そのうえで、そうした変更を、各自治体で判断しなさいというのは、責任逃れというか、無策であることの証明というか、とにもかくにも、国民の命と暮らしを守るという大前提のうえに立った政策とは思えないんだなぁ。東京都の小池知事が、今までどおり全数把握を続けるとしたうえで、「国はこれからも続くかもしれない感染症に備えるという大きな観点の戦略が必要なのではないか」と指摘しているが、まさにそれって感じだね。
なんて、ブツブツ文句を言いつつも、自宅療養4日目は無事終了しそう。あと2日、おとなしくしていていて、何も症状がでなければ、晴れて自宅療養終了となる。あしたも読書の日かな?
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